青い空…白い雲…眩しい太陽。
久しぶりの外出で気持ちいい。
私、あなたの名字あなた。
現在、東応大学に来ています。
・・・もちろん許可なし!(震)
【昨日】
外に出たとき、
Lの正体を知っているのは月くんだけ。
そのうえで殺されることで
月=キラを証明しようとしているのかも。
__でも……ここで、
私の負け筋3つを思い出してみる。(※25話参照)
① 月くん捕まる
② L死んで新世界爆誕
③ 私が死ぬ
①は防ぎたい。
死んで捕まえる 作戦だから
新世界は爆誕しないだろうけど、
竜崎さんが死ぬのは嫌だから②も防ぎたい。
__なにかしないと、両方現実になる。
いい案は思いつかないが、
傍観していれば、どちらかが終わる__。
月くんに話すにしても、竜崎さんに会うにしても、
とにかく外に出るしかないという判断を下した。
結局どうしよう と思考を巡らせながら
長い廊下を歩いていると、
食堂に目が止まる。
……最近食堂のおにぎり食べてない。食べたい。
名前を呼ばれて反射的に振り返ると
見覚えのある白い顔が目の前に。
上から下まで見てみると、
ヨレヨレの白シャツに黒髪に酷いクマ。
……どこからどう見ても竜崎さんだった。
な、なんで大学に
竜崎さんがいるの……?
……死にに来たからか!
目が合った瞬間、
竜崎さんはツカツカ私に詰め寄り、
ほとんど 顔がくっつきそうな距離になる。
彼は、今まで見たことないくらい
鋭い視線で私を問い詰める。
傍から見ればロマンチックな距離感なのに
静かな怒りが伝わってきて、ただただ怖い。
心配由来の怒りだとわかっているので
申し訳なさもある。
でもしょうがなかったんだから……
否定も肯定もしない。
やっぱり、死を覚悟してきたのは間違いなさそう。
竜崎さんが無言で頷いたので、
私は小声で話しだした。
確実な証拠を取らせなければいいとなれば、
大きなアドバンテージがキラ側にある。
……ノートが見つからなければいいからだ。
手を振る竜崎さんの視線の先には
月くんと……綺麗な女の人…!?!
ちょっ……だれあの女!?
・・・
⇒⇒⇒















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。