第169話

そまばう(そましゆ?) ボツになったやつ
2,492
2024/03/17 22:47
そうま攻め ばぁう受けです。

そましゆ前提のセフレ設定です。
そましゆ要素もありますので
そましゆそまばうどちらもいける方用です
茶番めちゃくちゃ長いです。


内容ちょっと複雑かもしれません


ボツになる予定の小説でしたがもったいないので載せちゃいました。暇な方はどうぞ






















そうま
……………振られた
ばぁう
……はぁ?





深夜、自宅にて。






最強イケボイケメン高身長男である俺、
…ばぁうは間抜けな声を上げた

俺はベテランの配信者であり、
ちょっとしたハプニングでは慌てない自信がある



だが、流石に
俺の前で落ち込んでいる友人…そうまの発言は声を上げざるを得ないものだった



ばぁう
え、……そっ、か。まあ、……男同士だから、とか、?
そうま
………まぁ。そんな、かんじ、
あいつは、………しゆんは、俺のことは恋愛対象に見れないって、
ばぁう
………………薄々分かってはいたけど、………あー、そっか、
そうま
……………ッッ、


事の発端は随分前、


そまが俺にしゆんが好きだと相談してきたことから始まった


それから度々相談に乗ってやり、今日告白に至ったわけだが………



予想通り、ではあった


しゆんにその気がないのは明らかだったからだ




……そして、内心………安心している俺もいた






だって。





俺は、そまが好きなんだから。
ばぁう
で、どうすんの、……これから
そうま
………まあ、諦めるしかない、よな、



口元が綻ぶのを俺は必死に抑えた


そまの告白が成功したらどうしようかと不安で死にそうだったのだ、こっちは


そまは知らないだろうけど、ね。
そうま
…………あ"〜〜〜〜………分かってた、けどさぁ………無理、キツイなこれ、w
ばぁう
……泣いたら?
ばぁう
我慢してんだろ
そうま
は、…………何を、w
ばぁう
悲しいなら泣けばいいだろ。俺の前で今更取り繕ってどうすんの
そうま
、………ッばぁ、う、ッ……
ばぁう
………………おいで、?
そうま
…………〜〜〜〜〜ッッ"
そうま
俺、………ッほんとに、しゆん、すき、だったの、ッ
ばぁう
……ッ、……うん
そうま
でもッしゆんは女の子がすき、で、"俺は、恋愛とか、むり、……ッて、ッグス
ばぁう
………うん。
そうま
ごめ、泣くつもりじゃ、………ッう"、/////
ばぁう
いいよ、ほら。



俺にだけ、




弱いとこ見せればいいんだよ。




そまの泣き顔知ってるのは俺だけがいい。




そまの可愛いとこもかっこいいとこも弱いとこも好きな物も全部全部全部、…俺だけ知ってればいいのに
ばぁう
今だけは、お願いなんでも聞いてやるから。ほら、…落ち着けるまで待つから、ね?
そうま
……ごめ、ありがと、ッグス/////



そまの赤くなった目元が愛おしくてたまらない



俺なら絶対にそんな顔させない、



そまに全部捧げられるのに

そうま
……………ばぁう、





そまに内心で抱えきれない、
重たい感情をぶつけていると




そまは死んだ目で、自嘲するような声で笑う






ばぁう
?どしたの、
そうま
ばぁう、………俺の、お願い。一つだけ、聞いてくれないか
ばぁう
え、…あ、うん……
ばぁう
……….何
そうま
ねぇ、……今日、だけ、でいいから
嫌な、予感がした




だって。



俺を見てるはずなのに、



俺を見つめているはずのそまは、
俺の向こうの…誰かを見ていたから




分かってる、



こんな切なげな、熱を込めた目線を向ける相手など





でも、聞きはしない




好きな相手からの泣きそうなお願いなんて、
断れるわけ、ない





そうま
ばぁう、……抱いていい、?
今日だけは、何も、考えたくない、
ああ、やっぱりか



そまはいつもそう、辛いことがあったら



気持ちいいことで忘れようとするよね




でも、女の子としゆんじゃ違いすぎるから




はじめから、俺を抱きに来たんでしょ。



俺の家に来たときから。
ばぁう
……いいよ。
俺が元セフレだから…来たんだろ。



俺に相談した、一番の理由。



それはおそらく…俺が、そまの元セフレだから





しゆんに恋をするまで俺で発散していたのだ。



まぁ、あいつに片想いし始めてからは別れたけど






振られて、落ち込んで

俺とヤって現実逃避しに来たんだろ。
ばぁう
……仕方ねえな。
そうま
ッッ………ごめん、ごめん………
ばぁう
……謝んないでよ。お前がどれだけ好きだったか知ってるし


そまは、俺がどれだけお前が好きだったか
知らないけどね、……





渋々、俺はそまとの約束を了承した。



ばぁう
……ま、あんま落ち込むなよ。俺が居るから、

そう言ってベッドに腰掛ける



俺に依存してくれたらいいのに、なんて仄かな願いは胸の奥に隠した
そうま
…………ばぁう、




苦しげな顔のそまを見つめていると、




そまが俺の上に覆い被さってくる




…………え、?
そうま
今していい、?
ばぁう
は?
ばぁう
えちょ、え、今ヤんの
そうま
…お願い、だって



俺の髪、首筋にそまが顔を寄せる


さらさらとした黒髪が顔に当たってくすぐったい
そうま
洗剤の匂いする。俺が来る前に風呂入ったでしょ?
ばぁう
…入った、けどさぁ…はぁ、そういやお前そういう感じだったな、



懐かしい、この感じ



セフレだったころ、そまは俺の洗剤の匂いで
俺が準備済みかどうか判断してたっけ
ばぁう
何、お前……余裕なさすぎ
そうま
………
ばぁう
は、






そんな余裕がなくなるぐらい、



しゆんのことが、すきだったの





そまが恋愛関係でここまで心を乱した事を見た事がない



そまの熱を秘めた目は、



俺を通して、俺以外を見ている。



長年そまに使われた体が、


そまの熱い視線で熱を思い出す


大きい身体。熱い目線。卑猥な舌遣い。俺を抱く動き。
ばぁう
……〜〜/////ッ、
そうま
可愛い、…しゆん
ばぁう
は、?………何、それ…
ばぁう
はは、ほんとサイテー……



ばぁうになら、しゆんにできないような酷いこと

沢山できるね、なんて…耳元で囁いてくる





俺のことなんて見てないくせに。




体目当てで、俺の心までズタズタにしてくるなんて




最低なのに、…どうしようもなく、大好き
何故か、涙が出そうになった
ばぁう
ね、そま




そうまの顔に手を添えて、



とびきり甘い声で囁く



俺達がヤる合図の、お決まりの言葉
ばぁう
……俺のこと、ぐちゃぐちゃにしてよ




きっとそまが雄の顔になってるみたいに、




俺だって雌の顔になってるんだろう

俺の甘い言葉は、そまの深いキスで塞がれた。
そうま
すき、………しゆん、



………その、言葉で



少しだけ現実に引き戻された



俺は今からしゆんとして抱かれるのか




体を全部手に入れても、心は全部あいつのものだなんて




酷い話だ



だが確かに
白くて細い身体、白に近い髪色や長さ

メンバーの中では似ている方かもしれない


余計なことを考えていると、そまの舌が侵入してくる
そうま
ん、ふ……ッはぁ、チュ、クチュ



熱い舌が口内を味わうみたいに絡みついて、


それだけで下半身がゾクゾクする



やっぱキス上手いな、
そうま
すき、……顔上げて、もっと奥まで、



息継ぎすら出来ない、溶けそうなほど深いキス



気持ち良くて堪らなくて、




それと同じくらい、




………虚しい
ばぁう
………ッ、







俺が、そまとセフレを解消した理由。






そうまは知らない。


だって、飽きたから…としか言ってないもんな



好きで好きで堪らなくて、
セフレで満足できなくなったから。




だから、離れた






ばぁう
(……ずるい、なぁ。ほんと)



昔のそまとの約束。




………「恋愛感情は持たないこと。」




ねぇ、そまは知らないよね。





俺がどれだけそまが好きだったか





でも、そまは、……もう、しゆんのものだったよね。
ばぁう
……
そうま
……ん、……しゆん?




愛おしげな目で俺を見るのが、何故こんなにも苦しいんだろう




俺、……まだ、そまのこと、諦められて無かったのかな
ばぁう
……何でもない。
…もっとキス、ちょうだい?そま



しゆんみたいに、少し甘えた声を出すと



そまが嬉しそうに俺を貪る




押し殺すんだ、この気持ちは



決めただろ。




そまとしゆんの恋を応援するんだって




だから、セフレもやめたのに、なんで





しゆんとして抱かせて、なんて……




現実から逃げるように、そまの舌に自分のものを絡めた





クチュ、チュプ…



グリッ…(乳首)
ばぁう
んぁ、♡
そうま
かわいい、…♡



かわいいって言われてるのは、俺じゃない




そまの目は、俺を通してしゆんを見てる




なのに、……どうしようもないほど鼓動が早くなる





ばぁう
……ぅ、あ…ッ♡は、そま、ッあ、♡



そまと繋がれるのが嬉しくて、

でも、そまはやっぱりしゆんしか見てなくて

気持ち良くて、虚しくて

大好きで、だいきらいで、

………もう、頭がおかしくなりそうだ
そうま
胸きもち、?ふふ、ほんとかわいい。もっと声出してよ




グリ、



強く引っ張られて甘い声が漏れる


腰の奥がゾクゾクして、


ナカが切なくて堪らない
ばぁう
ん、ぁ……ッ、♡ん、
グリッ……カプ、

ばぁう
ひぁ、…や、そこばっか…ッや、ぅあ、♡

そうま
すきでしょ?
ばぁう
ッッ♡♡や、ッ…///////
ばぁう
……ッ、すきじゃねぇし、ッ♡
そうま
うそつき、…じゃあ素直になるまで触ってあげないとね。


グリ、グリ…


ばぁう
………♡




胸を弄りながら、少しずつ手が下に降りていく




腰をなぞって、俺のモノの周りを撫でる



……焦らすなよ、ほんと意地悪
ばぁう
…そま、はやく、ッ、♡
そうま
そんな欲しいの?余裕ないんだ、w
そうま
お前の、ビクビクしててかわいい…早漏なの変わってないんだ?
ばぁう
ちがうし、…そまの触り方が、
そうま
俺が、何?言ってみて?w



ヌチュ、ヌチュ……グリ、



俺の体はもう知り尽くされてるから


どこが弱いのなんかバレバレで


すぐ俺ばっかり余裕が無くなって、
そまの手で喘ぐしかできなくなってしまう

イきたいのに、あと少しでイけない



腰をガクガクと震わせて掠れた喘ぎ声を漏らす



涙の滲む瞳でそまを睨んだが、
そまは楽しそうに笑うだけだった
ばぁう
あ、ッあ、ぁあ"……ッ♡♡そま、や、ッ♡♡やら、
そうま
イって?
ばぁう
ッあ、♡♡




低い声が脳内を支配して、




俺の意志とは関係なく体が従う







ビュルルルルルルルルル
ばぁう
ッ…〜〜〜〜〜♡♡


そまの背中に爪を立てる



この傷跡が消えなければいいのに、なんて



余計なことをぼんやりと考えた
そうま
……背中に跡つけるなんて、悪い子だね。
わざとでしょ、つけたの
ばぁう
……はは、ばれた?
そうま
昔どんだけシたと思ってんのw



困ったように笑うそうまが、




今だけは確かに「俺」を見てくれてることに気付いて



それだけで馬鹿みたいに嬉しい



このまま、ずっと俺を見てくれたらいいのに
そうま
挿れるね、





ヌチュ……



熱い感触が俺の中に侵入してくる



そまと一つになる感覚が心地良い





そうま
キツくない、?
…やべ、きもち、
ばぁう
気にしなくていいから
…好きにして、?
そうま
……ッ、



ズチュ、……ドチュッ♡
ばぁう
ッひぅ"、♡♡


ヌチュ、ドチュッドチュッドチュッドチュドチュ
ばぁう
ッ♡♡きゅ、に、はや、ぁ…ッ♡♡"



無言で腰を打ちつけてくるそまは、
気持ちよさそうで、…どこか、苦しそうで





やっぱり俺は現実逃避の道具でしかない





……それでも、そまの特別になれるならいい
ばぁう
……ッ、あ、そま、…んぅ、ッ♡♡



俺も、しゆんへの嫉妬を快楽で塗り潰す




お互い傷の舐め合いをしているだけ



背徳感と快楽と苦しさが混ざって息が詰まりそうだ


ばぁう
そま、

そうま
しゆん、すき、すき、……すき、………




ドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッゴチュ
ばぁう
は、ぁ"ッう"、♡♡



嫌だ、そんな声であいつを呼ばないで



そんな目であいつを見ないで



俺がいるのに、……



嫌だ、と漏れそうになっても
快楽に正直な体は喘ぎ声しか出ない




気持ち良くて泣いているのか、苦しくて泣いてるのか



俺でも、わからない
ばぁう
そ、ま、ぁ"ッ♡♡
そうま
……ッぁ、……は、♡ッ♡
グチュグチュッ…グリグリッ
ばぁう
ッぅあ"、♡♡
そうま
……ッイく、





ビュルルルルルルルルル……ッ
ばぁう
……ッ♡♡ビクンッ


互いの荒い息だけが聞こえる



体の奥を満たす熱が心地良い



このまま繋がっていたい
そうま
………



熱を秘めた瞳が俺の顔を覗き込む
ばぁう
?、
そうま
……ばぁう、
ばぁう
何、






そうま
………何で、泣いてるの





ばぁう
は、?



頬に手を当てると、




冷たい濡れた感触が指先に届く



これは、…涙、?
ばぁう
なん、で、俺、
ばぁう
なんで、…ごめん、なんか、とまら、な、ッ……
そうま
……ばぁう、
ばぁう
あれ、?おかしい、だって俺……諦めたはず、で
そうま
諦めた……?何、どういうこと、
ばぁう
え、……あ、


もう、割り切ったつもりなのに



俺の体はやっぱり正直で



抱いてる時も、しゆんしか見てなかったことが



俺じゃ一番にはなれないってことが




やっぱり、どうしようもなく嫌だ


ばぁう
ごめ、……大丈夫、すぐ止まる、から、
そうま
……だめだよ、
ばぁう
……
そうま
ばぁうが俺に我慢するなって言ってくれただろ、
ばぁうも我慢しないでよ
そうま
……ばぁう、は、………



何か言おうとして、そまが口を閉じる




気付いてしまったのだろうか、




俺がそまを好きなことが






ばぁう
はは、……馬鹿だなぁ
ばぁう
俺、諦めれてなかったみたい




涙はやっぱり止まってくれなくて



乱れた髪で、涙でぐちゃぐちゃの酷い顔で



俺は無理に笑った
ばぁう
すきだよ、そま
ばぁう
……しゆんになれなくて、ごめんね



………そまの、息を呑む音が聞こえた




ばぁう
ずっと、好きだった
ばぁう
……でも、お前は……しゆんが好きでしょ、?
ばぁう
だから、
そうま
……ッ
そうま
ごめん、
ばぁう
……何で謝るの、w
そうま
……ばぁう、
そうま
そんな悲しそうな顔で、……無理して笑うなよ、
ばぁう
ッ、

そまの、まだ少し汗ばんだ大きい手が

そっと俺の頬に手を添える





確かに俺を労ってくれてるのが嬉しくて、



そういう優しいことが、本当に好き




……まだ好きにさせてくるなんて、ずるいなあ
ばぁう
……そま、
ばぁう
俺のこと、すき、?



しゆんのこと忘れられないって分かってるのに



こんなこと言う俺は、きっとすごく性格が悪い



そうま
………
そうま
…………好きだよ、ばぁう



ばぁう
……はは、そっか………
………そまは、優しいな






そまの優しい嘘が苦しい




お互い嘘だって分かってるのに




好き、の言葉が苦しいほど嬉しい





今だけは、




夢を、見させて



ばぁう
うれしい、………
ばぁう
ね、そま。もう一回しようか
そうま
……いいの、?
ばぁう
……今は…現実なんか、見たくないだろ。
俺も、お前も
そうま
………




そまは、何も答えなくて





代わりに、静かに俺をベッドに押し倒す







現実から逃げるように、





俺達は、快楽に溺れた







……この夢はどうか、覚めないままで。



















後味の悪いそまばうでした。
個人的にはこういう話好きなんですが
何せ語彙力がカスいため多分よくわからなかったという方もいると思います。すいません。




ありがとうございました(u_u)

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