第38話

36話
271
2025/08/16 01:48 更新
《事件が解決して…》
中島敦
今回まさか、ポートマフィアまで動くなんて驚きです
谷崎潤一郎
太宰さんが何かしたんですか?
太宰治
いいや、私じゃないさ
泉鏡花
じゃあ、誰が…
 数日前に遡る…
 取り調べ中に何処かへ連絡をしていた
あなた
どうも。探偵社のあなたです
??
お主、なぜ妾の番号を…
あなた
さぁ、何故でしょうね。紅葉さん
尾崎紅葉
で、何用じゃ
あなた
契約を果たして頂こうと思いまして…
《また、時を遡って…》
 何処かの路地裏
 尾崎紅葉はとある書類を運ぶトラックを待っていた。しかし時間になってもこない。
 すると、そこに探偵社の社員の降谷あなたが現れだ。どうやらあなたによってトラックがここに来ないようになっていたらしい。
 紅葉は書類を手に入れられないと落胆したが、その書類をあなたはなぜか持っており、それを紅葉に渡そうとしていた。
尾崎紅葉
(何故妾にこれを…)
 絶対何かある。紅葉はそう確信していた。もちろんあなたもそう簡単に渡そうとはしない
尾崎紅葉
対価は?
あなた
フッ…
 あなたは微笑を浮かべて
あなた
それは、私の協力者になって頂くことですね
尾崎紅葉
協力者?
あなた
えぇ。探偵社で仕事をしているとき、もしかしたらそちら側の協力が必要になる可能性があります。その時にお力を貸していただきたく…
尾崎紅葉
探偵社に協力?笑わせるのう。そんな事をすれば、妾の首が斬られてしまうわ
あなた
そちらの立場もありますからねぇ…
あなた
1回で構いません。私からの要請があった1回だけ。それならどうです?
 1回…それならばなんとかなるだろう。
尾崎紅葉
分かった。1回だけじゃ
あなた
どうもありがとう
 取引の終わったあなたは紅葉に背を向け、帰っていく
尾崎紅葉
聞いていいかの?
尾崎紅葉
何故妾に渡したのじゃ?
 あなたから渡せば探偵社で鏡花に恩を売れる。それをなぜ、己に渡したのか。それが気になった
あなた
そうですね…。一つは協力者になってもらうための取引材料…
あなた
そしてもう一つは貴方の鏡花ちゃんへの愛に
あなた
貴方には私に出来なかったことをして欲しい
尾崎紅葉
そうか…
あなた
では…
 あなたの姿が消えると紅葉は呟いた
尾崎紅葉
”私には出来なかったこと“…のう。
 降谷あなたという人間は何処か裏の気配を感じる。しかし、正義感に溢れた人間だ。その特異さが紅葉の興味をひいた。
尾崎紅葉
面白い童じゃ
 ※あなたは22歳です
 探偵社
 依頼もなく暇をしていた
ノアズアーク
やぁ、僕はノアズアーク。よろしくね
あなた
これがノアズアークです。
 今私はノアズアークを探偵社員の皆に紹介している
谷崎ナオミ
まぁ、すごいですわ!
谷崎潤一郎
確かAIですっけ?
あなた
うん
宮沢賢治
あなたさんが作ったんですか?
あなた
いいや。違うよ。譲り受けったっていうか、いつの間にかいた。
中島敦
いつの間にかいたってどういうこと…?
 あのときはびっくりしたな。スマホに急に文字が浮かんできたのだから…
 ピコン!
あなた
うわっ!?何!?
ノアズアーク
あなたさんなら僕を正しく使ってくれるかなーって思って
泉鏡花
成る程
 一方、その会話を聞いている人達…
与謝野晶子
本当にあなたは不思議なやつだ
国木田独歩
ノアズアークのこともそうですし、いろいろと…
与謝野晶子
乱歩さんが弟子にするぐらいだものねぇ
国木田独歩
本当に何者なんでしょう。太宰があまり気にしていないことも踏まえると大丈夫だと思いますが…
江戸川乱歩
あなたは大丈夫だよ。
与謝野晶子
乱歩さん!いつから居たんだい?
江戸川乱歩
んー。さっき
江戸川乱歩
ちょっと抱え込んでるものが多いだけのまぁ良いやつなんじゃない?
国木田独歩
乱歩さんが言うなら…
 探偵社において乱歩の信頼度は高いのである。

プリ小説オーディオドラマ