第6話

第肆話 永遠亭の夜
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2023/12/04 10:07 更新
セルヴェー
セルヴェー
あぁ………グッ……
八意永琳
八意永琳
……あまり動かないでね。
鈴仙・優曇華院・イナバ
鈴仙・優曇華院・イナバ
永琳様ー!
傷薬を持ってきましたー!
八意永琳
八意永琳
ありがとう!
セルヴェー君、少し滲みるわね?
セルヴェー
セルヴェー
あ…あぁ…ありがとう……

……いぃぃっ!?!?
八意永琳
八意永琳
痛い?大丈夫?
ルーザ
ルーザ
お兄ちゃん……大丈夫…?
セルヴェー
セルヴェー
だ、大丈夫……
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
……まだ起きないか…
博麗霊夢
博麗霊夢
………
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
…霊夢、力使いすぎたんだな。
頑張ってくれたよ。
はぁ…私はいっつも霊夢に守られてるな。
いつか、恩返ししねぇとな。
*羅都は病室の扉の隙間から覗いていた。
鈴月 羅都
鈴月 羅都
(魔理沙………霊夢のことをこんなに考えてるんだ…)
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
ん?誰だ……
*羅都は咄嗟に隠れた。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
気のせいか……
鈴月 羅都
鈴月 羅都
(ひ、ひいいいいいいい!!!!
めちゃめちゃこっち向いたァ…………)
ボーイフレンド
ボーイフレンド
あぁ………GF……GFは…?
サンズ
サンズ
大丈夫だ。アンタの彼女も平気だぜ。
ただ…少し気絶している状態だがな。
特に問題はないさ。
ボーイフレンド
ボーイフレンド
そっか……。
十六夜咲夜
十六夜咲夜
ピコ、お薬を持ってきたわ。
ピコ
ピコ
あぁ……ありがとな。
十六夜咲夜
十六夜咲夜
まだ、銃の手入れをしているのね?
ピコ
ピコ
まあな、銃はしっかり手入れしないと暴発したら大変だからな。
十六夜咲夜
十六夜咲夜
あなた、とても傷ついているのに、
そこまでして……
ピコ
ピコ
俺の相棒みたいなものだからな。
こうして常に手に持ってないと、不安になるんだ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
咲夜、ピコ、フランを見なかった?
十六夜咲夜
十六夜咲夜
妹様…ですか?
見ておりませんね。
ピコ
ピコ
俺も、見てないぞ?
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
そう、ありがとう。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
フラン? フラーン!?

…あれ?
フランドール・スカーレット
フランドール・スカーレット
うわーい!逃げろ逃げろーっ!
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
捕まえるぞー!
ハハハー!
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
(フラン、誰かさんと一緒に遊んでるわね…
あの人は……?)
フランドール・スカーレット
フランドール・スカーレット
あ、お姉さまー!
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
フラン、遊んでもらってるのね?
私の妹がお世話になっているわね。
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
いいんだよ。
一緒にいて、楽しいからね。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
私はレミリアよ。
あなたの名前は?
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマーだよ。
よろしくね。
サンズ
サンズ
王様ー?
そこで何を……
ん?レミリアじゃないか。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
王様?
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
あぁ、言っていなかったね。
私は地下世界の王なんだ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
そうなの?
それじゃあ、突然だけど……

好きな紅茶の茶葉は?
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
私は地下世界に咲いている金色の花の茶葉が好きなんだ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
金色の…花?
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
ちょうど持ってきていたから、飲んでみてくれ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
どんなお茶なのかしら?
楽しみね〜
サンズ
サンズ
とても美味しいらしいぞ。
オイラは飲んだことないがな。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
あなたは普段何を飲むの?
サンズ
サンズ
ケチャップ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
え?ケチャップ?
サンズ
サンズ
あぁ。ケチャップ。
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
待たせたね、冷めないうちに召し上がれ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
いい香りねー!
ルーザ
ルーザ
はぁ………私、お兄ちゃんのようにどうしてもなれないな。
カリア
カリア
ルーザちゃん、貴女はセルヴェーみたいになりたいのね。
ルーザ
ルーザ
あ、カリア…聞いてたんだね…
ルーザ
ルーザ
どうしてもなれなくて………
カリア
カリア
目標があるのはいいことね。
でも、そんなに焦らなくていいわよ。
ルーザ
ルーザ
………
カリア
カリア
………目標にしている人に近づくのは、
とても簡単なことじゃない。
たまには肩の力を抜くことも大切よ。
ゆっくり、ゆっくり、自分のペースで頑張るのが一番いいのよ。
ルーザ
ルーザ
……そっか…そうだよね…!
ありがとう…なんか、体が軽くなった気がする。
カリア
カリア
それは良かった。
ゆっくりいきましょうね。
アンダイン
アンダイン
ここが、永遠亭か。王様がここに…
カップヘッド
カップヘッド
誰に教えてもらったんだ?
アンダイン
アンダイン
幽々子だ。
妖夢が心配でついていったら
ここに妖夢もアズゴアもいたんだと。
迷いの竹林への道中、EXEと出会った後、幽々子と妖夢は話をしていた。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
幽々子様、あのような化け物(EXEのこと)が、
うじゃうじゃといるとしたら、いつ危機に陥ってもおかしくありません…!
ここは私に任せて、白玉楼を守ってください。
西行寺幽々子
西行寺幽々子
いや…いやよ!
妖夢に何かあったら、堪えられない…!
魂魄妖夢
魂魄妖夢
そんなこと言ってる場合ですかっ!!
今こうしているうちも、白玉楼が危ないかもしれないんですよ!?
西行寺幽々子
西行寺幽々子
……分かったわ…絶対に生きて帰ってきて。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
絶対に生きて会いに行きます。
妖夢は、先に行った者達を追いかける様にして
走って行った。

…そして、幽々子は白玉楼に戻った。
しかし、ずっと頭の中が妖夢のことでいっぱいだった。
西行寺幽々子
西行寺幽々子
………妖夢…大丈夫かしら…

…よし、こうなれば、迷いの竹林に行くしか……
いや、でも入ったら出られなくなる……
よし、一旦永遠亭に行こう…!
幽々子は妖夢を探しに永遠亭に出向いた。

そこで、妖夢を見つけ、白いもふもふした人も見つけたという。
アンダインは紅魔館でその情報を幽々子から貰い、
幽々子について行ったということだ。
西行寺幽々子
西行寺幽々子
アンダイン、カップヘッド、
中へ入りましょう。
カップヘッド
カップヘッド
そうだな。
八意永琳
八意永琳
あら、いらっしゃい幽々子。
魂魄妖夢
魂魄妖夢
え…?

えぇぇぇぇえええ!?
西行寺幽々子
西行寺幽々子
よ、妖夢…?
魂魄妖夢
魂魄妖夢
な、なんでここに幽々子様がいるんですか!!
私、白玉楼を守ってくださいって言いましたよね!?
西行寺幽々子
西行寺幽々子
…でも………
西行寺幽々子
西行寺幽々子
白玉楼よりも…やっぱり……

妖夢の方が…大事だから…
魂魄妖夢
魂魄妖夢
ゆ、幽々子様…………
カップヘッド
カップヘッド
これがウワサのじーえるってやつか?
アンダイン
アンダイン
ちげえよ。
…とりあえず、アズゴアに会いにいこう。
サンズ
サンズ
アンダイン、じーえるについて知ってたんだな。
アンダイン
アンダイン
うるせぇぞ骨。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
この紅茶は本当に美味しいわね…!!
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
喜んでもらえてよかったよ。
アンダイン
アンダイン
アズゴア!
何故ここに……
あれ、お前…レミリアだったか?
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
そうよ。今、美味しい紅茶を淹れてもらったの。
とても美味しくてびっくりしちゃった!
アンダイン
アンダイン
……仲良くしているようでよかった。
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
それで…アンダインもこの世界にいるということは見なかったかい?
謎の穴が現れて、吸い込まれたんだ。
アンダイン
アンダイン
やっぱりアズゴアも同じなのか……
アズゴア・ドリーマー
アズゴア・ドリーマー
コレは一体、どういうことなんだね?
サンズ
サンズ
あ〜…王様…それを話すには少しばかり長くなるんだ……
第肆話 永遠亭の夜 終

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