
あぁ………グッ……

……あまり動かないでね。

永琳様ー!
傷薬を持ってきましたー!

ありがとう!
セルヴェー君、少し滲みるわね?

あ…あぁ…ありがとう……
……いぃぃっ!?!?

痛い?大丈夫?

お兄ちゃん……大丈夫…?

だ、大丈夫……

……まだ起きないか…

………

…霊夢、力使いすぎたんだな。
頑張ってくれたよ。
はぁ…私はいっつも霊夢に守られてるな。
いつか、恩返ししねぇとな。
*羅都は病室の扉の隙間から覗いていた。

(魔理沙………霊夢のことをこんなに考えてるんだ…)

ん?誰だ……
*羅都は咄嗟に隠れた。

気のせいか……

(ひ、ひいいいいいいい!!!!
めちゃめちゃこっち向いたァ…………)

あぁ………GF……GFは…?

大丈夫だ。アンタの彼女も平気だぜ。
ただ…少し気絶している状態だがな。
特に問題はないさ。

そっか……。

ピコ、お薬を持ってきたわ。

あぁ……ありがとな。

まだ、銃の手入れをしているのね?

まあな、銃はしっかり手入れしないと暴発したら大変だからな。

あなた、とても傷ついているのに、
そこまでして……

俺の相棒みたいなものだからな。
こうして常に手に持ってないと、不安になるんだ。

咲夜、ピコ、フランを見なかった?

妹様…ですか?
見ておりませんね。

俺も、見てないぞ?

そう、ありがとう。

フラン? フラーン!?
…あれ?

うわーい!逃げろ逃げろーっ!

捕まえるぞー!
ハハハー!

(フラン、誰かさんと一緒に遊んでるわね…
あの人は……?)

あ、お姉さまー!

フラン、遊んでもらってるのね?
私の妹がお世話になっているわね。

いいんだよ。
一緒にいて、楽しいからね。

私はレミリアよ。
あなたの名前は?

アズゴア・ドリーマーだよ。
よろしくね。

王様ー?
そこで何を……
ん?レミリアじゃないか。

王様?

あぁ、言っていなかったね。
私は地下世界の王なんだ。

そうなの?
それじゃあ、突然だけど……
好きな紅茶の茶葉は?

私は地下世界に咲いている金色の花の茶葉が好きなんだ。

金色の…花?

ちょうど持ってきていたから、飲んでみてくれ。

どんなお茶なのかしら?
楽しみね〜

とても美味しいらしいぞ。
オイラは飲んだことないがな。

あなたは普段何を飲むの?

ケチャップ。

え?ケチャップ?

あぁ。ケチャップ。

待たせたね、冷めないうちに召し上がれ。

いい香りねー!

はぁ………私、お兄ちゃんのようにどうしてもなれないな。

ルーザちゃん、貴女はセルヴェーみたいになりたいのね。

あ、カリア…聞いてたんだね…

どうしてもなれなくて………

目標があるのはいいことね。
でも、そんなに焦らなくていいわよ。

………

………目標にしている人に近づくのは、
とても簡単なことじゃない。
たまには肩の力を抜くことも大切よ。
ゆっくり、ゆっくり、自分のペースで頑張るのが一番いいのよ。

……そっか…そうだよね…!
ありがとう…なんか、体が軽くなった気がする。

それは良かった。
ゆっくりいきましょうね。

ここが、永遠亭か。王様がここに…

誰に教えてもらったんだ?

幽々子だ。
妖夢が心配でついていったら
ここに妖夢もアズゴアもいたんだと。
迷いの竹林への道中、EXEと出会った後、幽々子と妖夢は話をしていた。

幽々子様、あのような化け物(EXEのこと)が、
うじゃうじゃといるとしたら、いつ危機に陥ってもおかしくありません…!
ここは私に任せて、白玉楼を守ってください。

いや…いやよ!
妖夢に何かあったら、堪えられない…!

そんなこと言ってる場合ですかっ!!
今こうしているうちも、白玉楼が危ないかもしれないんですよ!?

……分かったわ…絶対に生きて帰ってきて。

絶対に生きて会いに行きます。
妖夢は、先に行った者達を追いかける様にして
走って行った。
…そして、幽々子は白玉楼に戻った。
しかし、ずっと頭の中が妖夢のことでいっぱいだった。

………妖夢…大丈夫かしら…
…よし、こうなれば、迷いの竹林に行くしか……
いや、でも入ったら出られなくなる……
よし、一旦永遠亭に行こう…!
幽々子は妖夢を探しに永遠亭に出向いた。
そこで、妖夢を見つけ、白いもふもふした人も見つけたという。
アンダインは紅魔館でその情報を幽々子から貰い、
幽々子について行ったということだ。

アンダイン、カップヘッド、
中へ入りましょう。

そうだな。

あら、いらっしゃい幽々子。

え…?
えぇぇぇぇえええ!?

よ、妖夢…?

な、なんでここに幽々子様がいるんですか!!
私、白玉楼を守ってくださいって言いましたよね!?

…でも………

白玉楼よりも…やっぱり……
妖夢の方が…大事だから…

ゆ、幽々子様…………

これがウワサのじーえるってやつか?

ちげえよ。
…とりあえず、アズゴアに会いにいこう。

アンダイン、じーえるについて知ってたんだな。

うるせぇぞ骨。

この紅茶は本当に美味しいわね…!!

喜んでもらえてよかったよ。

アズゴア!
何故ここに……
あれ、お前…レミリアだったか?

そうよ。今、美味しい紅茶を淹れてもらったの。
とても美味しくてびっくりしちゃった!

……仲良くしているようでよかった。

それで…アンダインもこの世界にいるということは見なかったかい?
謎の穴が現れて、吸い込まれたんだ。

やっぱりアズゴアも同じなのか……

コレは一体、どういうことなんだね?

あ〜…王様…それを話すには少しばかり長くなるんだ……
第肆話 永遠亭の夜 終
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