水曜日になった今
私が助けた和真君は未だ目を覚まさない。
母さんの個性で治療をしているが…
幼い身体にしてあの怪我はだいぶ負担が大きかったんだろう。
そんな忙しい中…
今日,A組はUSJにて敵に襲撃される。
まぁ私はD組なので【関係ない】
…うん。
_関係ないと思ってたんだけどな←
相澤「お前には
__________」
ど う し て こ う な っ た ? ←
_時を遡ること1時間前
私は新しい通学ルートで登校していた。
新しい通学ルートはめっちゃ新しい感じがして
めっちゃウキウキしていた私だが……
そのウキウキはMY ClassRoomに入った途端かき消された
なぜかと言うと,視界の先には…
マイク先生とイレイザー先生が居たからだ。
マイク先生は分かる。
私の担任だから←
だけど何故イレイザー先生が?
めっちゃ不思議に思っていると…
マイク先生とイレイザー先生が私に気づき,
こちらに歩いて来た。
え,怖いんすけど←
マ「Good morning!!男子リスナーあ!」
あなた「おはようございます。」
なんだ…挨拶かよ…!
突っ込んで居るが私だが…
内心めちゃくちゃ安心している←
相澤「丁度良かった」
資料を見ながらだが…
確かに私にそう言った。
そして思った。
_や〜な予感←
やーな予感が当たって無ければ良いけどと思いながら
イレイザー先生の話を
覚悟して聞いた。
相澤「お前には午後の授業…
・
・
A組と合同で人命救助訓練をしてもらう」
ほ〜らフラグ回収しちゃったぞ?←
“してもらう”だから
…。
あなた「拒否権は」
相澤「ある訳ないだろ,マイクとも話はついた」
デスヨネ〜
…。
マ ジ か …
私の陰キャ計画はどうなるんすか…
今までの努力は無だったんですか←
(※努力と言っても主要人物と会ってマス)
マ「まぁそんなあからさまに嫌な顔すんじゃねぇyo!!
This is 体操服!!」←
わー,
なんかヤダー(涙)
相澤「先に着替えて来い,
着替え終わったら午後,A組教室前に集合」
それだけ言い残して…
イレイザー先生は一旦職員室に戻ってった。
私は…
しょうがなく…
本当にしょうがなく…(圧)
更衣室に行って…
体操服に着替えた
…。
いや〜ぁ…
あの比喩さんと会うのは今世初だぜ…
…。
前世覚えてない振りしよ←
マスクをしっかり装着し…
私はA組教室前に足を運んだ
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緑谷side
午後になり,ヒーロー基礎学の時間となった。
相澤「今日のヒーロー基礎学だが…
俺とオールマイト,そしてもう1人の3人体制で見ることになった。」
緑谷「(なった…?特例なのかな)」
少し疑問になっていると…
相澤「…そして…」
…?
相澤「入れ,“橘”」
__ガラガラ!!!
大きなバリアフリーが
結構乱暴に開いた…←
そこに居たのは…
あなた「宜しくお願いします。」
1人の少年…?だった。
相澤「“普通科”の橘あなただ。
今回特別参加として来ている,
仲良くしろよ」
比喩「…ッ!」
相澤先生がそう言うと…
隣の比喩さんが険しくなった。
“どうしたの?”と聞こうとしたら…
瀬呂「ハーイ!
今日なにするんですか!?」
瀬呂君が相澤先生に質問するのが先だった。
…本当にどうしたんだろ…。
相澤「災害水難なんでもござれ」
相澤「人命救助訓練だ!!」
A組がざわめき出す。
上鳴「レスキュー…
今回も大変そうだな」
芦戸「ねー!」
切島「バカおめー!
これこそヒーローの本分だぜ!?鳴るぜ!!
腕が!!」
蛙吹「水難なら私の独壇場ケロケロ」
あなた「」←
橘さんが何とも言えない顔になってる…
目元しか見えないけどなぜか分かるんだ…←
相澤「おい,まだ途中」ギロッ
_シーン
あなた「うぉ…すんごい」←
そこ感激しちゃうんだ…(笑)
相澤「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。
中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな」
音を鳴らしコスチューム収納ケースが真横から出てくる。
相澤「訓練所は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上準備開始」
救助訓練…!!
憧れに…
最高のヒーローに近付く為の訓練!!!
頑張るぞ!!
八「た…橘さん!!」
その時,
ぎごちなさそうに八百万さんが橘君に話し掛けていた。
橘「あ,八百万さん
_____」
八「…!!
なるほどそう言う事ですね…
了解しましたわ!!」
…?
あの二人は知り合いなのかな?
麗「あなた君〜!
一緒にバス行きたいから更衣室前で待っててくれへん!?」
あなた「あ…あ〜!
良いですよ!」
八「…____」
あなた「___!」
麗「??
2人してどしたん?」
…。
あなた「なんでも無いですよ!
待ちます…!」
何か…
あの子…
_敬語…慣れてない?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。