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第18話

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2024/02/12 09:00
風雅「…あ、これとかええんやない??」


風雅「多分あんたピンクメイクやろ、だったらピンクか白のカーディガンが似合うはず」







目の前にピンクのカーディガンを出されて制服の上から着る



…なんかちょっと大きくない??







風雅「ダボッと着た方がかわいいな」


風雅「よし…俺これ買ったるわ」







そう言って私が着てたピンクのカーディガンと手に持ってた白のカーディガンを大西先輩は手に取った







斗亜「ふぅさん太っ腹〜!!」


「そんな…ッ、いいんですか、??」


風雅「おん…生徒会全員金持ちなのは知っとるやろ??笑」


風雅「その代わりいつか学校来てな、俺は待ってる
から」


斗亜「ふぅさんデレたんやけど…!?」







真っ直ぐな目で見つめられて逸らすことが出来ない



…いつか、ね







風雅「…じゃあこれ買ってくるから次私服な」


風雅「私服は斗亜が買ったれよー」


斗亜「あなたの為ならいくらでも!!」







…ということでカーディガンを買ってもらい、次は服屋さんへ







斗亜「…なんか男の斗亜たちが女の子コーナーいるの
恥ずかしいな、笑」


風雅「俺らが着るわけじゃないんやから」


斗亜「それはそうだけど…笑」







そんな会話をしてる2人を横目に、私はとある服に釘付けになった







斗亜「…あ、気になった服あったん??」


「…コクッ」







茶色と白のワンピース



着たことない系統だけど…かわいくて着てみたい







斗亜「1回試着してみる??」


「っ、うん、」


斗亜「…はい、じゃあ行ってきな??」







斗亜に背中を押されて服を持って試着室に入る



着替えてみたけど…やっぱ似合わないかも、







斗亜「…あなた〜??着替えたら教えてな〜!!」







カーテン越しに斗亜の声が聞こえて恐る恐るカーテンを開ける



私の姿を見るなり2人は固まった







「…ッ、やっぱこの服やめるッ、!!」


斗亜「ちょっ…!!」







カーテンを閉めようとしたけれど、斗亜に止められた







斗亜「…ほんま、あなたかわいすぎるんやけど、」


「へッ、??」







心なしか斗亜の顔赤いのは気のせい…??

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