第28話

だぁいじょぶだよ …2…
213
2026/03/21 12:00 更新
霧雨 side

あのテストの日々はあっという間に過ぎた。



もう孤独は無い、

…その代わりに。
……
頭、いた…
霧雨
あ〜大丈夫大丈夫、ゆっくり起きよ?
あるま
おーい霧雨こっち来れる?
霧雨
はいはい今行く!


「あるま」に出会った。



多分同年代くらい。

未成年ということしか話さないが、私にとっては運命共同体。

あるま
霧雨、家着くからもうそろ
霧雨
りょーかい、今行く

……にとってトラウマの家は私が担当。

その他にも限界を迎えれば私が出る。

霧雨
(まったく忙しい…笑)
忙しい、それに尽きる。

辛いとは思わなかった。

parent
ご飯よ〜!
parent
花見にでも行こうか、飲み物買う?
友達
ちょっ、これお願いしていい?
霧雨
(……には、気の毒だけど)


それでも、真っ青で真っ暗な、孤独なあの世界よりずっとずっと綺麗だった。



それでもしばらくして、私の体力が尽きていった。

空雨が出てきて、あるまも学校でご迷惑をかけるようになり、


…何より、……が追い詰められていった。

霧雨
え、入院…?
あるま
…そう、でも今から1回家帰んないとだから…頼む




その矢先に聴いたのは、「入院」という事実。



…私は、……を家から守るために生まれた。



霧雨
(…じゃあ、笑)



        "私、もう要らない?"

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