わたしは小華あなたの下の名前 17歳。いわゆる負けヒロイン。ヒロインは、わたしの幼馴染である姫乃萌香。
昔からみんな萌香のことを見て。萌香はわたしが好きになった人やわたしのことを好きになってくれた人までも自分に惚れさせる。本当、関わりたくない
でも、萌香はわたし以外の人間みんなにいい顔をするから、みんな萌香の味方をする。
…ほんと、演技が上手い。裏があんなやつだとはみんな思ってないだろうな
この人は小柳ロウ。唯一どんなわたしも受け入れてくれる。だから、好きだったりする
げ、…まぁでもロウくんなら大丈夫だよね
ご覧の通りロウくんは萌香に興味がないのだ。
ここで素直に頷いたらどうなるのだろうか。ロウくんも責めてくるんだろうか。
…わたしに希望はないのかな。誰を好きになってもダメなのかな。
苦しくてつい俯いてしまう。
何、どういうこと…?













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。