兄ちゃんと神社の裏に足を運んだ。
今日は決戦の日今日は用事があるって言って先に家を出たあなたちゃんが少し気になってしまうのは、
ああ、やっぱり好きなんだなぁって思う。
相手を見ていた時ふと思ったんだ。
あれッ!今日ってメビウスだけじゃないの!
半間の掛け声と共に喧嘩が始まった。
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夕方の6時、家を出て初雪祭りへ!
じゃなくて、神社の裏だったっけ?
バルハラってとこと、メビウスが協力しちゃったかんじかな?
元カレがやっぱりいた。
あーもう、ほんとその性格大嫌い!
回し蹴りを喰らわしたあとに頭をグリグリしちゃった☆
雨の音でさっきまでは気が付かなかった。
本当にかっこいいよね。
ソウヤ君。
あー、なるほどね。
マイキー、あれ、脚折れてない?
私の大声で、一斉に皆がこっちを向いた。
えっと、誰?
半間さんって修二のことかな?
潰されるどころか、私が潰しちゃったよ?
引きずってきた修二を見た瞬間、腰が抜けるもの、硬直するもの、逃げ出したもの、
えっ!そんなに強かったの?
フリーズした間に、後ろに回られて、鉄パイプかなにかで殴られた。
それからは早かった。
ソウヤを殺そうとした、奴、
メビウス、バルハラの奴らをのし続けていた。
しまった!背後を取られた。
来ていたパーカーのフードを捕まれて、投げられた。
パーカーに血が着いてしまったし、動きづらいからその場で、パーカーを脱ぎ捨てた。
中には腹出しのTシャツを着ていたから、
タトゥーが丸出しになってしまった。
ゴッっと音を立てて、修二は壁に打ち付けられた。
あーあ、つまんないの?
もっともっともっと、私をたのしませてよ?
ゴッ、ゴッ、ゴッ、雨のなかに、その音だけが響き続けた。
雨のなかに、パトカーの音が聞こえる。
私は、マイキーの言葉を聞いてすぐに、パーカーを持って、病院に走り出した。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。