第3話

*・゜゚・*:.。..。.:*・照れさせたい・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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2026/02/22 23:38 更新
















放課後の街は、オレンジ色の光に包まれていた。






手をつなぐたび、指先が少し汗ばむのは緊張のせいか、 それとも――隣にいるローレンのせいか。





あなた
どこから見る?


lrn
あなたの下の名前はどこ行きたい?



あなた
うーんとねぇ
あなた
あっ!服みたい!
  



   新しいデート服



   ローレンの好みに合わせた服装




   ずっと前から思ってた




   いつも照れることなんてなくって



   余裕そうな彼を照れさせたいって








   今日はそのチャンス
あなた
(絶対照れさせてみせる!)





   そう意気込んだのはいいものの…



あなた
これとかどう?




   脚を大胆に出した短めのワンピースを着て
   ぐるっと一周回ってみる




あなた
(普段脚なんて出さないからこれは絶対照れるでしょ!)





lrn
お〜いいんじゃね?
lrn
可愛いよ




  愛おしそうな目で見られて少し恥ずかしくなる



あなた
(ってダメダメ!私が照れてどうするの!)







  私がそう顔を赤くしていると…







lrn
でも、脚出し過ぎ
lrn
だから、これ着るんだったら俺の前だけな?




   恥ずかしげもなくそう言うローレンに、
   思わず頬が赤くなる



あなた
(もう!ずっと私ばっかり照れさせられてるんだけど⁉︎)







  彼はよく「可愛い」とか、「俺の彼女は世界一」とか



  全く恥ずかしげもなくそんなことを言う







  私だってそんなふうに言いたいけど…





  恥ずかしい…
あなた
(でも、今日は絶対に照れさせるって決めたから!)



あなた
ロ、ローレン!
lrn
ん?



あなた
大好き!



    彼に照れて欲しい





    そう思って咄嗟に出た言葉だった







    すると、


lrn
ッ///
lrn
きゅ、急にどうしたんだよ!//
あなた
えっ、あの…えっと…///




   
あなた
(急に照れるのは聞いてないって///)




   "大好き"





  そんな言葉で彼が照れるとは思わなくて




  自分も恥ずかしくなってきた



あなた
えっと…//
あなた
普段ローレンって照れないから…
あなた
照れさせたいなって思ってつい…//





  今まで思っていたことを彼に言ってしまった





  
あなた
今まで私ばっかり照れてたから…
lrn
っなんだそれ!
lrn
可愛すぎ…
あなた
えっ///
lrn
俺だって我慢してたの




   不意に彼に抱きしめられる




   ふわっと彼の匂いがした





lrn
いつも、あなたの下の名前に可愛いとか言ってるけど、ほんとはすげぇー恥ずい


lrn
でも、あなたの下の名前いっつも可愛い反応するから…///

lrn
それに、そう言う気持ちは素直に伝えたほうがいいって


lrn
いい彼氏はそういうの伝えるって
どっかのサイトに書いてあったから…///





  まさか、彼がそんなことを考えていたなんて

  全く思ってもいなかった


あなた
ローレンもそんなこと考えるんだ…


lrn
当たり前だろ
彼氏だし///




   なんだか急に私が思っていたことが
   ちっぽけなものだと思い始めた



あなた
そっか…
あなた
ローレン、隠してただけだったかぁ〜



   彼の本音が聞けて
   


   なんだか恥ずかしい気持ちもあるけど、



   そんなふうに思ってくれてたと知れて



   嬉しい気持ちになった
  

  

  帰り道、ローレンが不意に思い出したように
  
  何かを取り出した




lrn
あなたの下の名前…


あなた
ん?


  彼が私の後ろにまわって何かをつけた







  それは、綺麗なハナモモのネックレス
あなた
わぁ!可愛い…
あなた
どしたの?これ…
lrn
あなたの下の名前に似合いそうだなって思って…
lrn
あなたの下の名前が試着室入ったとき買ってきた



  彼がネックレスに口付けた

lrn
愛してるよ
あなた
///



  私はこれからも彼に照れさせられるのだろう






  でも、それは彼からの愛を受け取った証







あなた
ローレン
あなた
私も愛してるよ!






  私は満面の笑みでそう返したのだった






                         終





ハナモモの花言葉


「あなたに夢中」









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