あなたは龍拳の居場所を突き止めた。
そこは、あなたの親父の事務所だった。
最悪
ん?あぁ、お前か
⁈龍拳!!!
そこにはぐったりとしている龍拳。
あなたはすぐさま駆け寄った。
が、龍拳の息は無かった。
は?
なんで、息してないの、なんでこんなに冷たいの
俺が、殺してやったからな ニヤッ
ポロポロ
なんで、
なんで?
お前のその最高の顔を見たかったからだよ
私の、せい?
そうだ笑
残念だったなぁ〜
バンッ🚪
あなた!
あ"?なんだお前ら
大丈夫か?
おい、コイツ死んでる
⁈なんで、結婚あと少しで結婚するはずじゃあ
(結婚するはずだったのに、なんで、死んでるんだ??変わってる。何もかも。)
私、生きてたら迷惑
死んだ方がいいの
生まれない方がよかったの
あなたはブツブツと自分を否定するようなことを言い続けた。
そして、
ドカッ
バキッ
ドンッ
あなたの親父はあなたを殴り始めた。
あ、また俺の相手してくれるか?笑
昔、親父に性的暴力を受けていたあなた。
..........
もう、あなたは何も聞こえていないようだった。
何を言っても無駄。
あなたは生きる気力もなくなりつつあった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。