第一話田中樹①の続編になっていますので、そちらをご覧になっていない人はそちらからご覧ください!
🚹年上「高校生」× 🚺年下「高校生」
集合時間の20分前、早めに来た方がいいんだよな…
『気合い入りすぎって思われるかな…』
「あれ、私が先だと思ったのに…」
『え』
あなたの名字ちゃん早かったからこんぐらいで良かったわ
てかまって、私服めっちゃ大人っぽくていいんだけど
「あの…」
『あ、ごめん。ご飯屋さんあっちだから』
やべ、引かれたかな
俺が予約した店はちょっと良いビュッフェ
『あなたの名字ちゃん、一緒に取り行く??』
「はい」
『…あなたの名字ちゃんこういう所苦手?』
「え、なんでですか」
『あなたの名字ちゃん元気なさそうだから』
「いや、あの実は」
これ返答自体では俺ミスったぞ
「田中先輩と一緒なのが緊張しちゃって…」
『あ、俺?』
「田中先輩かっこいいから、慣れてないけどこういう服着てきたんです。一緒にいても田中先輩が恥ずかしくないように」
やばい、めっちゃ可愛いんだけど
『俺は別にそんなん全然気にしねぇべ』
『てか、さっきから田中先輩って呼んでくれてるけど、俺下の名前で呼ばれたい』
「えっと、樹先輩?」
『最高』
ご飯も腹一杯食ってもう帰る時間になった
『あなたの名字ちゃん帰り電車?』
「はい、電車です!」
『最寄りどこ?』
「えっと、〇〇駅です」
『俺もそっちの方面だから途中まで一緒に行っても良い?』
「全然大丈夫です!」
ホームについて電車が来るまであと5分くらい
『…あなたの名字ちゃんって恋バナ好きだったりする?』
「え、なんで急に」
『だってJKってよく恋バナしてんじゃん』
『俺そういうの結構気になっちゃうタイプだからさー』
「私は友達から好きな人の話とか聞きますよー」
『あなたの名字ちゃんからはそういう話しないの?』
「はい、私あんま好きな人できることないんで」
『じゃあ、彼氏とかできたことないの?』
「はい笑告白されたこともないです笑」
「樹先輩は?」
『俺はーいるよ』
「え、誰ですか⁉︎」
『あなたの名字ちゃん』
『だから、俺と付き合って』












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。