あなたside
二人っきりの方が話しやすいかもしれないしね
予定…なんだろう…最近水無月ちゃん学校外で見かけても
元気なさそうな感じがするし…
大丈夫かな…家族となんかあったとか…?
それならこっそり…家のぞいてみよ!
次の日
本当に用事で外出してたら変人になるな…
ん…?声が聞こえる…?
誰だろ…
バシンッ
…え…?
ドコッ
ボコッ
ダッダッダッ
ドンッ
ガチャッ
あなたの一人称が水無月ちゃんの家の前で立ってると
玄関のドアがあいた…
出てきたのは…ボロボロでたくさん殴られた跡があった
水無月ちゃんだった…
なんだろう……笑顔なのに…この人…
とっても…苦しく感じる…
多分水無月ちゃんのお母さんだと思う…
タッタッタッ
あなたの一人称はその後…どうしたらいいか分かんなくなった
気づいたら公園にいた
どうしよう…言ったほうがいい…?
でもバレたくないみたいだったし…
勝手に…人の家庭の事を言っていいの…?
疲れていたのか
家に帰るまでの記憶は一切なかった
ただ…ずっとずっと水無月ちゃんの顔が忘れられなかった











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!