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第3話

P.2 違う
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2025/07/27 22:49 更新




3回目のチャイムが鳴る。

あと1回鳴れば終わり。

移動したい…のに床に倒れ込んだため足がうまく動かない。

多分顔も真っ赤だろう。

私も馬鹿ではない。この感情は「恋」で、私は先生に「一目惚れ」してしまった…ということぐらいわかる。

わかってしまうのだ。

そのままジタバタ足を動かしていると、階段の下から誰かが私の名前を呼んできて、そのまま階段を登って私の方へと向かってきた。

やっ、とみつけた…!!さっき授業いなかったから心配したけど…もしかしてサボってた、?
…バレた、?、、
めずらしいじゃん”優等生あなた”が休むなんて
…ごめん、

「なんで謝るの?」とただ純粋に疑問を浮かべる彼女は私の唯一の幼馴染、玲夏だ。

彼女の性格はいつでも羨ましく感じる。

「やっぱなんでもない」と答えると彼女は満面の笑みで私を抱きしめた。
普通に寂しかったから許さないよーーっだ!!1時間ぶりのあなた摂取幸せ〜〜!!

なんて彼女は私に頬擦りをする。

彼女は私のことが好きらしい。

いつもこうやって私を抱きしめては大好きと甘い言葉を呟く。

まぁ彼女には彼氏がいるし、友達として好きなんだと思うけど。

すりすりと私を離さない玲夏。

すると、彼女は私の目をじっと見つめては、ピタリと頬擦りをやめた。
…な、何、??
ん、いや…うーん…なんか今日のあなた違うね、
…そう、なの?

「なにかあったの?」と聞いてくる彼女。

違う…違う…??

不思議に思って頭の中を巡る。

すると一瞬で私の頭の中は「先生」に埋め尽くされてしまった。
あ゛ー、いや…うん、、
えっ、なに、なになに!?!?教えてよあなた!!

するとの昼休みの終わりのチャイムが鳴る。

たった今始まったと思っていた昼休みがもうが終わったのか…という感覚と今鳴ってくれてよかったという感情が入り混じる。

そう思いながら「チャイム鳴ったからあとでね」と逃げる様に口を開く。

すると玲夏は口を膨らませてから、「絶対ね?」といい、2人でゆびきりげんまんをした。

絶対、は無理かもだけど…話せる程度で話してみようかな…

なんで思いながら、

”優等生”という言葉にしんどさを覚えたのも

4回目のチャイムと共にどこかに飛ばした。

短めです
交換宣伝です
複雑な人間の感情…?的なものがすごくわかりやすくておもしろいです!ぜひ!

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