こんな時でも、僕はジョングクさんに胸をときめかせてる
どうして僕は未だにこの気持ちを手放さずにいるんだろう…
いっそ手放せば、楽になれるのに。
でも僕はきっとこの気持ちを手放すことなんてできない
だって、それはジョングクさんとの日々を捨てることになるから
楽しかった思い出も、全部全部無かったことにしたくないんだ
走って家まで帰ってきたせいで、胸が苦しい
上手く呼吸ができなくて喉が痛い
…もう玄関から1歩も動ける気がしない
その場にしゃがみこんで、膝に顔を埋めた
こんなに泣いたんじゃあ、明日の朝はきっとひどい顔になってるだろうな
ジョングクさんのことを考えると
どうしても涙が止まらないんだ
突然、インターホンが鳴った
もしかして、ジョングクさん…?
僕のことを追いかけて来てくれたのかな?
慌ててインターホンを見に行った
だけど、そこにいたのは…
ジョングクさんじゃ、なかった
そうだよね、ジョングクさんなわけないよ
いつもどこでもジョングクさんと会っていたのは、
全部ただの偶然だったんだよ
だめだなぁ…
すっかりジョングクさんがそばにいる生活が普通になってた
元はと言えば、僕達はただの…
こんな恋心、気づきたくなかった
🐰🐻













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。