「叶奏ご馳走様〜」
叶奏「いえいえ!次はお風呂だね」
「どうしようか」
温音「えっと、誰とお風呂に入りたい?」
ロボロ「えっ?!あっ、お、俺はお兄さんがええ」
ショッピ「俺、叶奏姉さん」
ゾム「俺、姉さんがええ」
コネシマ「俺もお前がええ」
「ん?僕??」
コネシマ「おん」
ゾム「姉さん」
「え?」
叶奏「ちょっとまって」
温音「なに?」
叶奏「推しの裸見られるってことよな?」
「次に発する言葉何となく察せた。」
温音「俺も」
叶奏「推しのちn「言わせねぇからな?」...何で!?」
温音「叶奏、それ言って推しに引かれていいの?」
叶奏「それは無理だ」
「塩戸くん本当にアレでいいの?絶対やめた方がいい気がする」
ショッピ「それでもええよ。」
叶奏「ん"ん"ッッ」
「着替えはトンちゃんが置いていったのがあるからそれでいいか。鳥居くん、僕とお風呂に入ったら顔みちゃうけどいいの?」
ゾム「姉さん達になら見せてもええ」
「そう?それなら、先に入っちゃうか。僕やんないとダメなことあるからさ」
コネシマ「おん!」
叶奏「布団どうする?」
「みんなでリビングで寝よ。」
温音「OK。布団とかも引いておくね」
「ありがとう...じゃ、鳥居くん、捏島くん行こうか」
お風呂場
ゾム「(俺、なんであなたさんがいいなんて言ったんや!?いくら今の姿が子供でも。中身は大人の俺のまんまやん)」
コネシマ「なぁなぁ」
「ん〜?」
コネシマ「さっきはすまんかった」
「んふふっ、いいよ。気にしてないから。」
コネシマ「!!」
「どうしたの?」
コネシマ「そ、その怪我」
「子供の時の傷だよ。親にちょっとね。」
ゾム「今も痛む?」
「今は痛まないよwほら、頭洗うからこれ被ってね」
コネシマ「なぁ、胸当たっとる」
「え?あっ、ごめんね。ちょっと我慢してね」
ゾム「( ー̀ н ー́ )ムスゥ…」
コネシマ「(そんな怒らんでや、しゃないやん)」
「捏島くん痒いところない?」
コネシマ「ない」
「それじゃお湯かけるね」
コネシマ「おん」
「よし、次は体洗うね。前は自分で洗えるかな?」
コネシマ「か、体は自分で洗うからてええ!」
「そう?」
ゾム「姉さん!次、俺してや」
「捏島くんが湯船に浸かったらね。」
コネシマ「終わったで」
「それじゃ、鳥居くんと変わろっか。」
ゾム「姉さん、姉さん」
「なに?」
ゾム「胸当たっとる」
「ごめんよ、ちょっとの間我慢してね」
ゾム「(我慢出来るわけないやん。これ、俺へのごーもんか?頭の上にあなたさんの胸乗っとる)」
「鳥居くん?痒いところない?」
ゾム「ない!」
「それじゃ、お湯かけるね」
ゾム「おん!」
「よし、次は体だね。鳥居くん1人で洗える?」
ゾム「姉さん洗ってや」
「背中は洗うけど、前は自分で洗ってね」
ゾム「前も洗ってや〜」
「洗わないよ?」
ゾム「いやや!」
「背中しか洗わないからね。」
ゾム「へへっ、姉さん丁度ええ」
「ん、よし終わり。湯船に浸かってちょっと待っててね」
ゾム「俺が姉さんの頭洗う!」
「いいの?」
コネシマ「俺逆上せそうやから上がるな」
「おっけ」
ショッピ「あれ?シッマさんひとりで上がってきたんですか?」
コネシマ「ゾムのやつ、姉さんの頭洗う言うてまだ入っとる」
ロボロ「シッマ顔真っ赤やん。逆上せたん?」
叶奏「もしかして、お姉ちゃんのお胸で照れたんでしょう?子供だと丁度頭の上に乗る大きさだもん」
温音「おねぇ、着痩せするタイプだからね。」
ロボロ「俺、お兄さん選んどって良かった」
叶奏「私でも良かったんだよ。ロボロくん」
ロボロ「ブン(> - < )三( > - <)ブン」
温音「拒否られてて草」
「ふぅ〜次入ってきていいよ」
ロボロ「!?お、お姉さんふ、服きて//////」
「え?あっ、ごめん」
温音「いい加減その癖直しなよ。彼氏出来たら大変だよ」
ゾム「(-_-#) ピクッ」
叶奏「お姉ちゃん、裸族だもんね。」
ショッピ「早くなにか着てください」
コネシマ「俺ら子供やからまだ良かったけど、トントンみたいに大人やったら襲われとったかもしれんのやで」
ゾム「トントンから聞いとったけど、ホンマに姉さん危機感ないやん。」
「ごめん、ごめん」
ゾム「(裸族なんや....もし、付き合ったら大変やな俺)」
ロボロ「っ///」
温音「ロボロくん、俺らも入ってこようか」
ロボロ「おん」
〜30分後〜
温音「上がったよ〜」
叶奏「ショッピくん、入るよ」
〜25分後〜
叶奏「気持ちよかった〜」
「ほい、風呂上がりのアイス」
叶奏「ありがとう〜」
温音「シッマとゾムくん寝ちゃったんだね」
「うん、寝た」
叶奏「あのね、ショッピくんとお風呂に入った時。背中にお姉ちゃん見たいな怪我あったんだよね」
温音「ロボロくんにもあったよ」
「鳥居くんと捏島くんにもあったな。そう言えば、トンちゃん僕らに預ける前にも同じような状況になって他の人に頼んだけど酷い仕打ちされてたって言ってたな」
叶奏「は?誰だよ、ソイツぶっ◯すぞ」
温音「今回ばっかりは、同意見。誰ソイツ?」
「落ち着け、鬱くん達が助けてくれたらしいし。大切な仲間傷付けられてるんだし、グルくんが黙ってないでしょう。ソイツらもきっとグルくん達に何かされたと思うよ」
叶奏「それなら良かった。」
「僕らも、そろそろ寝よう。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!