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第1話

#_И
269
2019/10/06 11:47
~ あなたside ~


肌の指すような風が吹く朝 。

ふと携帯に目をやると幼馴染みのアイツから通知が、
大吾
大吾
ごめーん!
寝坊したから先行っといて?
You
んー、了解 笑
変わらんなー、朝弱いの 笑
『あなたーー、!』


聞き慣れた声が信号待ちをしている私の背中からしたと思えば遅刻した当本人の大吾が…笑


「あほーっ!」

『いひゃいぃ!』

「もう何回目やねん(笑)」

『ごめんって、でも俺朝弱いやん?』

「マフラー、似合ってるやん、着けてくれてんねんな、」


ちょっとマフラーの裾を引っ張りながら言ってみる


『あっ気付いた?(笑)』


そう言うと照れたように笑う大吾


「よし、帰りジュース奢ってな←」

『えぇ、良いけど、』

「やった」









こんな毎日が続くと思ってた、

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