数時間前
体力は大分回復した
でも呪力は依然として練れないまま
…脱出の目処は立っていない
ロクの消息も不明
でも多分…
呪詛師に何かをさせられているんだろう
はっきり言ってそれしか考えられない
不安
“絶対に祓われない”という保証はあるにしろ
本当に大丈夫なのかとても不安になる
昨日と何も変わらぬ景色に嫌気が差す
と同時に
牢獄の壁が壊れる音がして
ロクが現れた
身体がボロボロ…
どれだけ無理をさせられたのだろう
悲しみと同時に怒りがこみ上げてくる
ロクが無理に動こうとするのを宥めながら
壁に開けられた穴を見つめる
頑張れば逃げられそう…?
でも呪力が練れない限り拘束具は外せない
考えていると
不意に体が浮くような感覚に襲われる
反転術式…
を使用しながらの自分に対しての呪力の供給!?
こんなことしたらいくら呪霊でも
キャパオーバー
ロクが真剣な目付きでこちらを見る
まるで覚悟を決めたかのような
そんな目
瞬く間に呪力が満ちていく
拘束具を壊して
穴が空いた壁から抜け出す
人
裏切り
裏切った最低な奴
は?
花火大会がそんなことに使われようとしてる…?
そんな……
いつの間にかロクが隣に立ってくれている
人の気配が感じられる方に向かって走る
10分くらい走っただろうか
人間じゃない気配を感じて足を止める
これは確か…傑の…
そう言いながら祓う
4級といった所か…
難なく祓えた
大きな気配がこちらに向かってくる
視線の先には
ツヅク
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皆々様ご愛読ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします🙇
10/4
Happy Birthday🎉 与幸吉 / 究極メカ丸












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。