――神は、人間を愛してはいけない。
それは、
世界が生まれた時から決まっていた
絶対の理。
神は永遠。人は有限。
だから交われば、
必ずどちらかが壊れる。
それでも。もし、
神が“たった一人”を愛してしまったら?
その瞬間、
世界は狂い始める。
世界には、
人知れず存在する場所がある。
人間が知らない、神々の庭。
空は昼と夜が混ざり、
星が水面に沈み、
季節は気まぐれに変わる。
そこに住むのは、
『 神。』
けれど、彼らは完全ではない。
生まれたばかりの神は、
まるで子供のように不安定だった。
泣けば嵐が起き、怒れば雷が落ち、
寂しがれば、世界の色が消える。
だから必要だった。
“世話係”が。
深いため息を吐きながら、
るかは廊下を歩く。
白銀の長い廊下。
天井には、
空そのものが広がっていた。
その時。
――ドォォォン!!!!
遠くで爆発音。
壁が揺れる。
今度は、誰が、暴走をっ…
治すの大変なのにっ!
扉を開けた瞬間。
青い炎。吹雪。重力の歪み。
全部が一つの部屋で
暴走していた。
そして、その中心には
小さな神達が、
ぎゃあぎゃあと騒いでいた。
すると、神は大人しく
あなたの下の名前の前に正座する
世界を滅ぼせる存在とは
思えないくらい素直だった。
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神にとって、
あなたの下の名前は特別。
眠れない神は、
あなたの下の名前の隣で眠る。
暴走した神は、
あなたの下の名前に触れられると静まる。
傷ついた神は、
あなたの下の名前を求める。
お世話係は神の大切な存在でもあった
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その日の夜。
あなたの下の名前は神殿の屋上に座っていた
静かな夜。
星が近い。
すると後ろから、
足音。
しにがみは隣に座る。
そのまま、
あなたの下の名前の肩へ頭を乗せた。
子供みたいな返事。
でも、
彼は神。
この世界でも、
上位に位置する存在。
やっぱり、こういう事は普通の子供なんだよな、
『 今 』だけは
確かに、人間には寿命がある
神は、永遠だし、
私はずっと居られる事は出来ない
これが、神の人間の違い
神にとって、人間は脆いおもちゃ
その瞬間。
空が歪んだ。
星が揺れる。
感情が、世界へ直結している。
あなたの下の名前は慌てて、
しにがみの頭を撫でた。
‥…危ないっ、
『大丈夫』その言葉で、空が元に戻る。
けれど。
あなたの下の名前は知らなかった。
その“約束”が。
どれほど、
神達を狂わせるのかを。
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過去作のリメイク
アンケお願い
アンケート
??????
うつ
24%
チーノ
13%
ぺいんと
10%
クロノア
11%
ぴくと
18%
なかむ
24%
投票数: 309票







![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。