あの日
傑は任務で
いつもと変わらない 笑顔で言ってくれた
その笑顔を本物だと思って
安心したんだ けど、それが間違いだった
あの、優しい 傑が…
人を殺す訳…
呪詛師になる訳…
夢にも思わなかった
冤罪だ… そう何回も考えた
嘘の罪を晴らす為 情報を集めた
冗談めかして 言ってるけど、
悟も顔色は悪い …
本当は先輩として「お前 も顔色悪いぞ…」位
言うべきなのに、この時の俺は そんな余裕無かった
もう、他人を気にする余裕なんて…無かった
悟はそう言って 分厚い紙を机に出した
呪詛師 夏油 傑が壊滅させた村
呪詛師 夏油 傑と一緒に消息を絶った2人の少女 の事
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そう言って 硝子は悟を引きずって部屋を出た
悟 に 現実を突き付けられた
あぁ、分かってたよ 知ってよ
ポロ…ポロポロポロ
五条 悟 目線……
俺 は、お前だから……、
お前なら、 大丈夫 だと思って
つづく

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!