第4話

未来は明るい
25
2026/01/12 09:59 更新

当時から数年前 …
あの日から毎晩の様に見る 悪夢
夢だと気づいて傑に会いに行くんだ
一言行った後には、傑の姿が変わる呪詛師の姿になる
その、傑が 人を殺すんだ とっても嬉しそうに
高専では見れなかったんだ、そんな顔
そんな笑顔 俺とのデートでも……






あなた
ん゛ッ…… 
チュンチュン チュンチュン…
あなた
(また、あの夢 )
悪夢ではあるのに、夢の中でも
傑に会えて嬉しいと思ってしまう





     何時か、区切りをつけないとな。







俺は朝の支度を終わらせて
高専に呪具の領収書を渡しに向かった






久々に入った高専 は、あの時と変わらない姿で
俺を囲んでいた 丁寧に管理・世話された木々
落ち葉も1箇所に集められて 小動物が居る気配
この先を進めば校舎が見えてくる、
あなた
(ここはあの頃とかを無いなぁ…)




少し気を抜くと あの日常の光景が見える
傑と二人で登校したこの道
あの木の下でキスをしたこと
デート前の待ち合わせに使ったこと
傑と悟がイタズラをして逃げている光景
硝子とタバコを吸ってみたあの場所…








あなた
(忘れよう…忘れた方が楽になれる)








            忘れたいんだ。
       本当に 忘れたいんだ
           忘れさせてくれ
あなた
傑 の手 温かいなぁ…///
夏油 傑
夏油 傑
あなたの手は小さくた冷たいね
あなた
ちっちゃく無ぇし!!
…傑がデカイんだって
 




五条 悟
五条 悟
なに、チンコの話?
夏油 傑
夏油 傑
悟ぅ~ …








あなた
  ふはっ……(笑)
あなた
(あの頃に… 戻りたいなぁ)



昔に思いを馳せていたら
木々の中から 呪具が飛んできた
あなた
う っっ わ…
あなた
(相変わらずの治安なのかっ!?)



「おい、 お前 誰だ」
あなた
……っ


聞き覚えのない声 顔
…ただ、その特徴からして
あなた
確か 悟の教え子…だよね?
あなた
(来年入学のはずだけど…)
あなた
(自主連で来てたのかな?)


俺は 誤解を解こうと 笑い敵意がないことを見せる
だけど、それでも武器も警戒も解いてくれない
きっと 今 俺の事を話しても
聞く耳は持っちゃくれないんだろう、













       アイツらがそうだった
あなた
(こういう時は武力でねじ伏せてから…って
お決まりのパターンだな)
あなた
よし、1回戦ろうやろうか、話はそれからだ
禅院 真希
禅院 真希
んだよ、話が早えじゃねぇかっ



俺は木に刺さっていた剣を引き抜き
戦闘態勢に入る 相手も武器を構える…
何処か 見覚えのある その武器に違和感を感じた
あなた
(集中 っ…)



彼女の構え は洗練されて隙がない
今 攻撃しても かわされ・いなされ 攻撃される
だが、きっと今しかまともに視界に収まられない
きっと今を逃せば 音や気配で戦うことになる
あなた
(迷うより 試した方がいいかな…っ!!)



俺はあえての 隙のある大ぶりで
間合いを詰めた 彼女は勿論 俺の隙を狙う
脇腹に刃物が当たるギリギリ だ。
あなた
(呪込 っ )



刃物 に俺の呪力を込める
俺の思い通りの形に変形する
例えば 、先端から丸くさせる…とか
禅院 真希
禅院 真希
な゛ っっっ!!!
あなた
(これで、切られずに済みそう…)
禅院 真希
禅院 真希
クソ 、面倒な術式持ちやがって!

使えない呪具を瞬時に投げ捨てた


                  カランカラッ…
あなた
(次は 体術かぁ…まぁ、こっちの方が有利か)
相手は丸腰   対して俺は武器がある…と言っても
慣れない 武器だ 手にも馴染まず
少しでも気を抜けば隙だらけになるだろう
禅院 真希
禅院 真希
おらっ!!!
禅院 真希
禅院 真希
考え事 してる暇あるかよッ!!!!
あなた
う っ 怖ぁ…
あなた
(拳の一つ一つが重くて強い …)



急所である、金的を狙って来た この子は勝つ為なら  正々堂々等のスポーツマンシップは捨てる子らしい
あなた
(いいね、この子 本当にいい子だっ…)
あなた
ちょ、ちょ ッ…危ないなぁ


申し訳ないと思いながら
剣で相手の拳をいなす …
刃で傷を作らないように 切れ味のない方で
力を流す… 俺は後輩の教え子を傷つけたくない
だが、目の前の子は それを手加減・舐めプと感じたらしい
禅院 真希
禅院 真希
テメェっ アタシにナメプだァ゛!?
いい度胸だなぁ!!!?
あなた
いやっ ナメプとかじゃないよっ!?
あなた
傷つけたくないだけだってば!!
禅院 真希
禅院 真希
ア゛ァ゛っ!?
あなた
(あー、怒らせちゃった!?)
禅院 真希
禅院 真希
(コイツっ さっきから防戦一方じゃねぇかっ!!)
禅院 真希
禅院 真希
(だが、私が強い…って訳じゃねぇッ)
禅院 真希
禅院 真希
(腹が立つ ッ)
あなた
(やばい、これ戦いながら落ち着かせるの無理だ…)
あなた
(俺に対して今 いい感じの感情が一つも無い)


いい感じ… 曖昧な言い回しだから変えよう
好意的な感情だ それが、今 彼女から感じない

なんでだろう…?
あなた
(ナメプ…いや、手加減がダメだったかな?)
あなた
(けどな、そうしないと死んじゃいそうだし…)
あなた
(あ、いい事 考えたっ!!)
禅院 真希
禅院 真希
ッ!!!!!
あなた
(彼女 の拳に呪力のガードをっ!)
 その、守られている部分にだけ刃を突き立てる
禅院 真希
禅院 真希
あ゛ぁ゛ っ!!!
あなた
(よし、成功…凹んでるだけで
血も出てない!!)

片手を抑えれば 刀ごと その場に固定呪力を刀と地面に込める
そすると、あら不思議 手が固定されましたぁ〜
禅院 真希
禅院 真希
クソ っ!!!
あなた
(手を固定されても体回して抵抗してくるっ
無闇に近ずけないなぁ…)
あなた
(けど、同じ理屈で)


彼女の制服 と地面に呪力を込めて ‘’固定”
禅院 真希
禅院 真希
グ ゥ゛ッッッ !!!!?
あなた
あ 、ごめん苦しい!?
あなた
けど、ようやく落ち着いて話せるね。
禅院 真希
禅院 真希
(殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…
あなた
(うわぁ〜、すっごい怖い…)
あなた
俺は東京校専門の呪具師
あなた
黒鋼くろがねあなた だよ
禅院 真希
禅院 真希
はい、そーですか…って信じるかよッ
あなた
うん、じゃーコレ証拠ね?


俺は 教職員証 を見せた
禅院 真希
禅院 真希
……じゅ、準1級 ッ!?
あなた
あー、そこ見なくていいよ
あなた
とりあえず、怪しい者じゃないから
あなた
俺は今から呪具を届けに行く所でぇ〜っ
禅院 真希
禅院 真希
分ぁったよ、もう分かったから
禅院 真希
禅院 真希
さっさとコレ…解いてくれよ。
あなた
うん、ありがとう



俺は彼女から敵意が無くなったのを確認して
呪力を解いた …
あなた
で、君はなんでココ高専に?
禅院 真希
禅院 真希
…自主トレだよ
あなた
君は  偉いね
あなた
ただ、入学前に へバらない様にね?
禅院 真希
禅院 真希
…あぁ
あなた
よし、じゃー 俺はここで














あなた
(あの子は強いぞぉ…)
あなた
未来は明るいね !
あなた
……あ、てか
完成したこの呪具で戦えばよかったぁ
あなた
頭 回らなかったぁぁ〜!!!
パンダ
パンダ
うんうん、テンパると頭回らなくなるよなぁ

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