第36話

限界突破のその先に
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2024/06/03 16:22 更新
あと、、、2日!
きりやん
、、、なんだろ。
きりやん
全然怖くない。
きりやん
、、、
少し考えようとしたその時、室内にノックの音が響いた。
先生
『きりやんさん、お母さんが来てくれましたよ!』
きりやん
えっ、!?
きりやん
母さん、?
きりやん、
もう直ぐ1ヶ月ね。
きりやん
あ、うん、。
2日。
あと2日で行っちゃうんだ。
お父さんと同じところに行くんだね。
きりやん
、、、
室内に険悪な空気が漂い始める。
どうしてこうなっちゃうかなぁ、、、。
いつもいつもいつも、あなたは、、、
きりやん
ぇぁ、、、
きりやん
ご、ごめん、、、なさい、。
大事に育ててきたのに。
結局はあの人と同じ運命を辿るんだから。
ほんと、
『産まなきゃよかった。』
あ。
























どうしよ、
Nakamu
待って、、、
Nakamu
待って、、、!ください、。
突然、ノックもなしに入ってくる聞き慣れた声の人物。
きりやん
ぁ、なん、、、で、?
きりやん
なんでなかむが、、、
Nakamu
そんなことどうだって良いよ、
Nakamu
ねぇ、あなたきりやんの母親ですよね?
そう、、、だけど、?
この子誰よ、?
きりやん
あの、、、俺の友達、!
Nakamu
違います。
きりやん
え“!?
Nakamu
大親友ですよ、
Nakamu
俺の。
きりやん
、!
なかむ、こんなこと言うタイプだっけ、、、?
、、、
大親友かなんだか知らないけど、あなたが一体私になんのようなの、!?
Nakamu
さっきの言葉取り消してください。
はぁ、?
Nakamu
産まなきゃよかった。
Nakamu
って。
Nakamu
あなたいいましたよね?
言ったけど、、、
それがどうしたって言うの、?
産んでも今こうやって直ぐ死んじゃうんだから、もう意味ないでしょ、?
もうこう言うのには飽きたわ。
Nakamu
、、、違うでしょ。
Nakamu
直ぐ死ぬからなんなんですか、、、?
Nakamu
余命があるからなんなんですか、、、?
Nakamu
あなたが!
Nakamu
飽きたからなんだって言うんですか、、、
、、、ッあなたにはなんの関係もないでしょ!?
Nakamu
あなたもきりやんの人生になんの関係もありません!!
Nakamu
俺たちがこいつの生き様にケチつける権利なんて全くないんですよ!!!
Nakamu
だってッ、
Nakamu
俺たちはきりやんの人生の持ち主じゃないから!!
っ、、、!?
、、、なによ、、
私だって苦労してきたのに、、、
私だってずっとずっと耐えてきたのに、、、
おかしいじゃない、、、ッ、!
Nakamu
確かに、おかしいです。
Nakamu
世の中、不公平なことばかりで辛いですよね。
Nakamu
努力が報われないなんてこと、ザラにある。
Nakamu
最悪ですよ、こんな世界。
、、、
Nakamu
でも、そこで自分のことを深く知って、どれだけマシな人生にしていくかがミソだと思います。
Nakamu
クソな人生を、どれだけマシにできるか。
Nakamu
少なくとも僕は、そう考えます。
、、、なによぉ、、、!
Nakamu
、、、
Nakamu
ちゃんときりやんに謝ってあげてください。
でもっ、、、もう、、、
Nakamu
大丈夫です。
Nakamu
何があろうと、きりやんは裏切らないので。
Nakamu
俺の知らないきりやんをあなたが知っているように、あなたが知らないきりやんを俺は知っています。
うぅッ、
ごめんなさ、、、っ!
母さんは泣いた。
今まで見てきた中で一番。
ごめんなさい、、、!
本当にッ、、、
きりやん
、、、
Nakamu
きりやん、返事。
きりやん
えっ、あ、
Nakamu
許すの?
Nakamu
許さないの?
きりやん
ゆ、許すに決まってるじゃん、、!
ありがとう、、、
Nakamu
言ったでしょう?
Nakamu
きりやんは裏切らないって。
、、、えぇそうね、。
Nakamu
、、、顔を上げてください。
、、、
Nakamu
仮に、きりやんがいなくなったとしても、生きてください。
Nakamu
生きるのは難しいことです。
Nakamu
でも、きりやんという存在は言ってしまえばあなたの人生に関係なんてないんですよ。
Nakamu
だって、
Nakamu
あなたの人生は何者にも左右されない、
Nakamu
あなただけの宝物ですから。
そう言って、大人顔負けの優しい微笑みで母さんを見つめた。
澄み切っていて、全てを見透かすようなその目で。
、、、ありがとう、、、。
ごめんなさい、、、
あなたにも酷いことを言ってしまったわ、。
Nakamu
大丈夫です、!
Nakamu
僕はこう言うの強いですからw
そう、、、。
でも、あなたのおかげで目が覚めたわ。
本当にありがとう。
、、、このままいる空気にはできないから、今日は帰るわね、。
きりやん
あ、うん、。
本当に、ごめんなさい、、、。
それじゃあ、またくるわ。
きりやん
うん、
パタッと扉は閉じて、残るは俺となかむだけ。
きりやん
、、、。
きりやん
なかむ、ありがとう。
Nakamu
、、、
Nakamu
はぁ〜〜〜〜、、、。
どさっ
大きなため息と共に、どさっと地面にへたり込む。
Nakamu
正直、めっちゃ緊張してた。
Nakamu
こう言うの初めてだから、
Nakamu
知らない人にいきなり喧嘩ふっかけるのってさ。
きりやん
、、、誰だってそうでしょw
Nakamu
まぁ、、、。
Nakamu
すごいなんかこう、、
Nakamu
漫画みたいな、主人公みたいなことしちゃった気分。
きりやん
へぇー、w
きりやん
なら俺はその主人公に助けられるヒロインか?w
Nakamu
やめろ気持ち悪い。
きりやん
ひっど!?w
Nakamu
ふっw
きりやん
ははっw
あと2日。
乗り切れそうだ。

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