そう言ってスマホを渡してくれると、立ち上がって
台所からもうすでに出来上がったオムライスを
二つ持ってきてくれた。
綺麗な形、美味しそうな色
私猫舌だから、少し冷めてるくらいの方が
丁度良くていいんだよね
って口に運んだけど、全然熱くて
はふはふしてたら横で笑われた。
ああ、恥ずかし、、
頭を傾けて顔を少し近づける。
熱くて口閉じれないから、口の中が見えないように
手で隠してるけど
じーっと見つめられるから恥ずかしくて目を逸らす。
体をこっちに向けて視線が下に落ちたから、慌てて口を閉じる
頭を横に振ると、意地悪に笑って
「冗談冗談」なんて言いながら体の位置が元に戻る
ほんとに心臓がもたない。
もうちょい続けられてたら多分喉に詰まってたよ
よく噛んで、美味しさを噛み締めてから
しっかり飲み込んだ。
いやいや、距離近いとかそういう意味じゃなくって、
こんな仲良くていいのかな?みたいな
なんか…
なんていうか、
付き合う前の恋人みたいな。、笑
そ、そういうところーーーーーー!!!!
前会った時そんなことあんま言わなかったよね!?
ドキドキさせにきてますよね!!??
それって、まって。
気持ち整理ついたってなに…!
私のこと好きだったりする…わけないよね?
なになに、…怖い、!笑
好きで居てくれたらいいのに。
距離近くなるかもってことは、
もしかしたらそういうこと…?
嫌いではない…って解釈で、いいかな、













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!