第3話

episodeØ《悲劇の始まり》
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2024/04/21 18:22
ピーッ
Syn
Syn
ハァッハァッ…
このまま過呼吸になるんじゃないかって程

息が続かない。

残り10分、現在は同点。

ものすごい激戦をくりだしていた。
だが俺は中学3年、

今年で中学を卒業してしまう。
負けたら最後の試合。

俺らは負ける訳には行かなかった。
Syn
Syn
パスッ…!
だから、死に物狂いで

必死に叫んだ
Trt
Trt
ハァッ…うん…!
MOB
MOB
○○番のところ行ったぞッ!
だが負ける訳にいかないのも、

体力がギリギリなのも俺らだけでなく対戦相手も一緒。
MOB
MOB
○○は○○のところを守って!(違う人
だが、相手にはとても手強い強敵がいる。

それこそがあのキャプテン○○だ。

彼奴はリーダーシップがあるだけでなく、
みんなの利点や不利点を完全に把握をしている。

…俺とは大違いだ。
MOB
MOB
ニヤッ
Syn
Syn
ッ…!?
俺にボールが回ってきた瞬間、

相手チームが俺をターゲットにしたんだとすぐに気が付いた。

その時の笑顔は自分の勝利が確定したかのように、

嘲笑うように笑顔を見せてきた。
こんな奴と正面で勝負なんてしたら

なんて考えると寒気がした。

確実に負ける。
そう直感で感じてしまった
だが試合の勝利に少しでも近づきたい、

キャプテンとしての責任を謳歌したいと思い、

ひとあがきしようと動こうとした。
だが今までの疲弊で足が思う様に動かすことができず、

そのまま__
ピピーッ『ゴール!!!!○○選手ゴールに入れたあぁ!!!!!!
試合終了です!!』
Syn
Syn
おれ…ッが…ッ
俺のせいだ。

俺はキャプテンなのに、先輩なのに
指示上手くできてなかったし

あそこで無理矢理にでも動かせれば…

こうゆうところが俺の詰めが甘いところだ。

もっと才能があれば…
だが悔やんでももう過去のこと。

部活の人には申し訳ない思いになると同時に、
はなんで先輩としてもキャプテンとしても
なんにもできないんだと自分を責めることしか出来なかった。
Trt
Trt
しゆちゃ…?
暗い表情でぼーっとボールを見続けていた俺を見て

心配をし、気遣ったてるとが優しく話し掛けてくれた。
Syn
Syn
っあど、どーした?
急に話し掛けられたのもだが、

心配してくれていることに気づき、

その両方にびっくりした。
Trt
Trt
早くいくよっ!
Syn
Syn
…うん!
はい、中学時代のしゆてるはサッカー部設定です。
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝episodeØ《壊れていく関係》

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