私は昔から霊がみえる
それは確か…5歳の夏だった
私は友だちと肝試しをしていた
その時からだ霊がみえるようになったんだ。!
そのまま私は小学校へ入学した
みんなのまわりにはいろんな霊がいて面白い!
でもただ1人黒いもやがみえる。
私はその子に声をかけてみた
『あのっ!』
寧々[わっ!びっくりした〜!]
『驚かせてごめんね!私 姫乃あなたって言うの!』
寧々[私は八尋寧々よろしくね!]
『うん!よろしくー!』
その子は寧々といった
その子には分からない黒いもやみたことないもやがあるんだ…それがなにかわかるのに時間はかからなかった
私は時がたつにつれて数字が見えた
寧々には10とかかれていた
みんなには70や80
先生などには40など様々だった。
その数字はまさに寿命の数だった
『寧々…あと10年で死ぬんだ。』
私は決意した寧々を守ろうと。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!