スニョンside
1週間後
2人と話して覚悟を決め、結果がどうなったとしても思いを伝えようと決めたそばから夜勤が続いて、この数日一緒にごはんを食べられなかった
そして今日、久しぶりに一緒にご飯を食べた後、散歩に誘った
もちろん思いを伝えるため
なんて言うかはもう決めてる
思いを伝えた瞬間、ジフナは黙り込んでしまった
やっぱり伝えるべきじゃなかったかな、
そう一言言ってジフナは走り去ってしまった
それっきり、ジフナとは連絡がつかなくなってしまったんだ
電話をかけても繋がらない、マンションの管理人さんに聞いたら、しばらく管理を頼まれた、と
ウォヌにもミンギュにも聞いたけど、教えてくれない
ジフナside
ウォヌと話してから数日後、スニョアに散歩に誘われた
正直言って、驚いた
スニョアが自分のことを好きだと言ってくれて、すごく嬉しかったし、自分の思いも本当は伝えたかった
でも、なぜだか、伝えたら全て壊れてしまいそうで、怖くて、
最悪の一言だけを残して逃げてしまったんだ
走って走って、スニョアを頼れない今、頼れるのはウォヌだった
ウォヌは何も言わずに抱きしめてくれて、少し落ち着いたところで全てを話した
それからはスマホの電源を切って連絡を断ち、ウォヌとミンギュの家でしばらく過ごすことにした
ウォヌside
数日後
スニョアから何度もジフナの様子を聞かれ、返事を聞くその度にジフナはまだだめだ、もう少しと先延ばしにし続けていた
お互いがどれだけ思い合っていて、今どれだけ苦しんでいるかいちばんそばで見ているから、はやく幸せになってほしくてジフナに喝を入れた
それからジフナはスニョアに思いを伝えるための準備に没頭し始めた











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!