莉緒がいる施設から約30分ほど歩いたところに人通りが少ないダムがあった
そこは、莉緒の通う小学校が毎年マラソン大会を行う場所だった
莉緒は運動が苦手なのでその場所はあまり好きでは無かった…
莉緒はもう、何も怖く無かった
死ぬことに恐怖も感じなかった
〜♪
優しい風が莉緒を包み込んだ
ふと顔をあげると、そこには誰もいなかった
優しい声に、優しい瞳を持ったその少女は
どうして莉緒の名前を知っていたのか
分からないことだらけだけど
莉緒は限界まで生きてみようと思えた
自分がどこまで生きていられるか
どこまで精神が持つか
それも分からなかったけど
生き抜いて見せようと思った













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。