次の日、
2人で机に向かいそう苦笑いをこぼす。
今は実行委員の作業中。パンフレットを
作ろうって話になったんだけど、いつの間に
押し付けられちゃった。
カチッと、紙に穴を空けながらそう話す。
やっぱり、あんまり得意じゃない。
女王サマってあだ名。
ていうか本音は、スタンリーには
名前をちゃんと読んで欲しいっていうか…。
勇気を出して言ってみたけど、聞き直されて
しまった。まさかこんな恥ずかしいこと(?)
を、慣れていない私が言い直せるはずもなく。
まさかのそっち。全然違う、私は紙相手に
興奮するような人では断じてない!!
というか、よくそんな想像を今この短時間
でできたものだ。
どうやら私がなぜ照れたのかがどうして
も気になるらしい。ため息を吐いてから、
立ち上がって聞いてきた。
なんでこんな怒ってんだ、この人。
でもなんかもう、意地になってもう
言えないっていうか、
片手で私の顎を掴んで、もう片手は私の
椅子に手をつけて近距離で聞いてくる
スタンリー。
ちっっかい……!?!?!?てか、顎を
触らないでほしい。くすぐったい。
顎の下を撫でるようにしてから、小さく
呟くスタンリー。なんだか、…寂しそう。
恥ずかしくて、目線を逸らしながらそう
消え入るような声で言う。は、恥ずかしい…。
顔熱い、どうしよう。え、これでヤダとか
言われちゃったらどうしよう、!?
な、なにがいいって、…なに、??
す、スタンって呼んでもいいの…!?
そんなこと言われたら…てか、言われなくて
も全然答えは決まってる。
( ちゅ
今私…な、なにされたの!?!?!?!?!?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。