第28話

湯殿の段
362
2025/06/05 08:15 更新
 あなたの下の名前視点







土井先生に騙された後
次は僕について色々質問してきた

苗字やら出身やら
知られたくないものばかりだったので僕は
タカ丸さんに呼ばれている、と言い訳をして
四年生の長屋に向かった

僕が、あなたの名字家なのは
絶対に知られてはいけない…

知られたら、、僕は、

あなたの名字家(地獄)に行かないといけなくなる






あなた
ふぅ〜…、



自分の部屋の引き戸を開けると…


斉藤タカ丸
…!!
斉藤タカ丸
あなたの下の名前くん俺よりも先に行ったのに何で俺よりも帰ってくるのが遅いの!?



僕が部屋に入ってきて僕を見るなり
遅くなった理由を問いただしてきた



「心配したんだよ」と勢いよく言ってくる

…タカ丸さんの一人称が変わってる

一人称が変わるくらい心配してくれたんだ…。


あなた
嬉しい…
斉藤タカ丸
え??
あなた
あっ!嫌なんでもないです…っ!
あなた
土井先生と自己紹介諸々してて遅くなっちゃいました〜…!えへへ
斉藤タカ丸
なら良いんだけど…、



納得したみたいで、良かった

すると、何故か盥(たらい)と寝巻きを持っていた


あなた
これから、何処か行くんですか?



僕がタカ丸さんが持っているものを
指差しながら言うと…


斉藤タカ丸
あぁ!これから湯殿にいくんだよ〜
あなた
湯殿??
斉藤タカ丸
そう!



どうやら、忍術学園では湯殿に入る頻度が多いらしい

僕は、忍務が無ければ三日に一回の程度で
湯屋に行っていたが此処では日を跨ぐ実習が
無ければ毎日入るのが普通らしい

通りで、僕が行ったことある
忍術学園特有の臭いがないわけだ


斉藤タカ丸
あなたの下の名前くんも一緒に入りにいこう♪
あなた
あっはい!



今日知り合った人と裸姿を見られるのは
恥ずかしいけど、これも“仲良くする”の中に
きっと含まれてるよねっ!

そして、僕とタカ丸さんは湯殿に向かった


 タカ丸視点







今、俺は大きな壁に迫られている…、、

それは……

あなたの下の名前くんの裸姿を気にせず平然と喋る事だ!!



タカ丸
あなたの下の名前くんって、ちゃんとご飯食べてる…?
貴方
え?
貴方
食べてますけど?



いやいやいやっ!!

細すぎない…っ??!!

僕が、あなたの下の名前くんの体をジロジロ見てるのであなたの下の名前くんが…


貴方
た、タカ丸さん…見過ぎです…、///
タカ丸
ァッ!ごめんごめんっっ!!////



僕は手を合わせながらあなたの下の名前くんに謝罪した

まずまず、忍び装束を脱ぐ時も
ちょっと色ぽかったし、、()

もしかしたら、女の子かも〜〜
なんて思ってたぐらいだし…

僕が心の中で言い訳しながら、あなたの下の名前くんと湯に浸かる

タカ丸…頑張るんだっ、!!






記入:皐月三日
分からない人向けに、湯殿はお風呂の事ですね
色んな言い方があるらしいですが
あなたの下の名前くんの裸に興奮するタカ丸さん、いいですね
次回もお楽しみに

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