第13話

story.11
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2026/04/02 15:23 更新








全てが、どうでもよかった。






 



こんな世界に未練なんて、なにもなかった。











自分に、生きている価値なんてない。











誰も、必要としていない。












この世界に生まれてこなければよかった。













そうやっていつも自己嫌悪。













別に、死にたい訳じゃない。









 




ただ、誰にも知られずに、消えたい。











そう思うばかりで。












どうしようもなくて。












息をするのも辛くて。









でも。











彼奴らに、_______に出会ってから。











なにも、変わらないはずなのに。












少し、温かく感じて。















居場所、にしたいと思って。











でも、やっぱり怖かった。










深入りすると、また壊れる。












壊したくないから。










少し強い風が吹いた。










寒いとは思わなかった。











このまま、消えてしまおう。











この風にのって。









そのまま。










柵を越えた。












手を離そうとした。











そのとき。















ころん
さとみくんッッ、!!!





さとみ
ッ………、。





青空みたいにきれいで。





 



曇ることなく澄んだ。




 




明るい声が。








俺を呼び止めた。











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