ジリリリリ……
んん...
まだ眠い.....
.......
.......起きるか
シャッッッ...
少し長めの欠伸をしながら、カーテンを開けた
ま、眩しい...
窓から差す光に思わず顔をしかめる
♪ピィロン♪
届いたメッセージに
さっきとはまた違う意味で顔をしかめる
返事はせずに画面を切った
はあ〜~~~.....
朝から最悪の気分だ
お陰で目が覚めてしまった
部屋を出て階段を降りる
...朝食はトーストらしい
香ばしい匂いが廊下まで届いている
リビングに入り、母親と軽く挨拶を交わす
そのまま朝食を摂り、身支度をして家を出た
いつもの道を歩いていると
あいつと睨み合ってると、
英輔がすかさず俺らの間に入る
健/円「「仲良くないっ!!」」
アイツを睨んでいると、目が合ってしまった
そっぽを向く
英輔の奥でイラだった声を出したが、
いちいち低脳に割く時間はないので無視しておいた
こうして俺らはいつも通り学校へと向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。