第26話

25-烏と黒猫
2,771
2023/11/17 14:02 更新


その後、私は目隠しをされ



ひんやりと冷たい空気の漂う部屋に



連れてこられたらしかった



鳥肌が止まらない



シュルッ



目を開けると私は仰向けになっていた



暗闇からいきなり光が飛び込んできたのものなので



眩しくて思わず目を細めた



「 組織は真っ黒なのに 」と 心の中で皮肉った



真っ白な天井



両手首、両足首、首は固定されている



あの頃を思い出させて来る薬品の香りも



全てが絶望でしか無かった



私はこの場所を知っているから



コツ、、、コツ、、、コツ、、、

(なまえ)
あなた
、、、ッッ


カチャッ

.
お前が行けねぇんだぜ、?





Jin
Valencia、、、
(なまえ)
あなた
どうして、、、


涙でjinの顔がぼやける



それでも銃口が自分に向いているのはハッキリと分かった

Jin
お前の情報が、
我々組織にどれだけ保管されていると
思っているんだ
(なまえ)
あなた
、、、ッッ!

絶望だった



指紋、声紋、DNA、髪色、眼の色、輪郭、血液、、、



上げればキリがないほどに、挙げられていく



骨の髄まで調べられたデータ情報



組織を抜けた時から



私の居場所なんてどこにも無いことは



分かってたのに、、、



このまま、私は生涯を終えるのだろう



この、1人の男の手によって、、、



血の気が引ききって顔が、体が、



真っ青になるのが見なくとも分かった



私の人生はなんだったのだろう



バチが当たったのだろうか



明美と志保を組織に置き去りにして



逃げてきた罰なのか



母さんや父さんの死を直ぐに



悼んであげられなかった罰なのか



新しい家族だなんて、初めての弟が出来たなんて



それではしゃいで、喜んでいた時に



明美と志保はどんな苦労があっただろうか



志保にとっては、母と父の記憶すらなくて



唯一の肉親であった姉も組織に殺され



私が今味わっている絶望とは比べ物にもならないだろう

Jin
決心が着いたのか、?


思考を遮るように、低い声が脳にこだまする



私は目をぎゅっと瞑った











Jin
じゃあな、





Jin
Valenciaお気に入り















.
jin、撃ってはダメ、!





Jin
なに、?





.
いいから、その娘から離れなさい
Jin
、、、チッ、、、















.
その娘はValenciaじゃないわ
.
出しゃばった研究員が
誤ってデータを照合したそうよ















(なまえ)
あなた
、、、!


美しい顔立ち



流れるようなプラチナブロンドの髪



深い緑色の瞳は見ているだけで引き込まれてしまいそう



その人物が誰なのか涙で視界がぼやけていても分かった

Jin
なんの真似だ、、、





Jin
vermouth、、、
Vermouth
残念ね、BOSSの命令よ?
Vermouth
それと、至急の任務に当たれとのことよ
Vodkaと共に向かってちょうだい?
詳細は次期にRumからメールが届くはず
Vermouth
この娘は私がどうにかする
Jin
チッ、、、




コツ、コツコツコツ



jinが去り、私はvermouthに目を向ける



なぜ、助けたのか、



私の頭はそれでいっぱいだった

(なまえ)
あなた
べ、vermouth、、、
Vermouth
しっ、、、喋ってはダメよ
(なまえ)
あなた
、、、コクン


ガシャ、、、



vermouthはどういうつもりか



私の不自由の原因である枷を外した

Vermouth
着いてきなさい


後ろ姿までもが美しい



揺れる髪は彼女に恐ろしいほど似合っていた

(なまえ)
あなた
、、、






















薄暗い廊下を歩いていく



空気が冷たく重たい気がする



恐らく、地下経路だろうか

Vermouth
貴女があなたということは
1年前から知っていたわ


1年前、それは母さんや新一、蘭ちゃんと



ニューヨークに行った時だろうか



あの通り魔やシャロンがvermouthなのか、?



だとしたら辻褄があってくる

(なまえ)
あなた
貴女、、、もしかして、、、ッッ
Vermouth
えぇ、あのとき、
とある任務で通り魔に変装していたの
(なまえ)
あなた
、、、やっぱり



(なまえ)
あなた
、、、だから、私を助けてくれたの、?


私の問いかけに、vermouthは微笑んだ



目を細めて口元に手を当てる仕草は



何処かヨーロッパの国の女王のようだ



手入れされたネイルがきらりと光る

Vermouth
ふふっ、、、さぁ、?
Vermouth
さ、行きましょ?
Vermouth
白い馬車がお見えよ?
(なまえ)
あなた
白い馬車、、、?










𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
あなたちゃんが、「この場所を知っていた」



というのは



以前、実験室として来たことがあるからです



トラウマになるよ、そりゃあ

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あなたちゃんがjinに射殺されそうになるシーンは



「純黒の悪夢」のkyurasoとvermouthのシーンの



オマージュだと思っていただければ、!!

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❤・🌟・💬をしてくださっている方々!



ほんとにモチベでしかない!!!



と言いたいところなのですが、



今年受験と言うこともあって



なかなか更新が難しいところがあるんですよね💦



その時は、4月には必ず戻ってくるので



気長に待っていただければ幸いです!



本当に申し訳ございません、!!!!



そして、これからもよろしくお願いします!!







ばいちゃっ

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