その頃リビングでは
そして、私達はそんなことも知らず、
私の上にりっくんは股がって濃厚なキスをしてくれている。
りっくんの顔は、いつもと違ってとても色気があった。どんどん惹かれていくのがわかる。
メガネを外して、舌を絡め、激しく、深い、キスをしてる。
すると、
《ガチャ
急に扉が開いた、
、、っあ。
私達は、その瞬間固まった。
舌を絡めたままの体勢で糸を引きながら、、、、。
飛び起き、正座をしてドアのところに立ってるおにぃに体を向けた。
りっくんも、メガネをかけて髪の毛を少し直し、正座をして体をおにぃに向けた。
そう言い、おにぃは部屋のドアを閉め、部屋の中へ入り、私達の前に座り、怖い顔をしてた。
《バタン
扉が閉じられた。
圧がすごい。。。。
こりゃ、参った。
この後もずっと、この話し合いが行われたが、私は何もしてないと言い張った。
りっくんも起きてきたが知らん顔で全てをスルーしていた。
おにぃ、ごめんなさい。
本当に。。
今日、心から謝りたいと初めて思った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!