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第1話

untitled「私だけの世界」
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2023/10/31 08:39
普通ってなんだろう
難しいってなんだろう
感情ってなんだろう
死ぬってなんだろう
喧嘩ってなんだろう
価値観ってなんだろう
生きるってなんだろう
好きってなんだろう
自分ってなんだろう
仲間ってなんだろう
偽善者てなんだろう
悪ってなんだろう
正義ってなんだろう



疑問は浮かぶけど答えが出ない。


実際自分でもなんでこんなに疑問が浮かぶか分からない。
あなた

(そんなことを考えている今日この頃。)
(登校中に考えることじゃないな、)

なんて考えながら
スマホを取り出し音楽アプリを開き
ヘッドホンに電源を入れる
あなた

、、、ん?

untitled?こんなの入れた覚えは無い。
楽器練習する時入れたかな?
あなた

(まあいいや。
とりあえず押してみるか)

ポチッとな
あなた

まぶしっ

携帯から突然出た光に、うろたえながらも
何故か安心するなぁとか思いながら
大人しく光に身を任せた
あなた

、、、どこ、ここ

ミク
こんにちは!
気分はどう?
この子誰?いや知ってる。初音ミクだ。
でもどうしてここに?いや、挨拶をしてくれているじゃないか。質問はあとだ。
あなた

こんにちは!
自分は元気!びっくりしたけどね!
ミクはどう?

ミク
私も元気!
ミク
ところで!
あなた

?

ミク
この場所の説明いるかな?
そうだ!周りを見ていなかった!!


なんか、、、海?、、、楽器が置いてある。
あとは、、色んな色の宝石。
色は
紺色と黒が混ざっているもの、ターコイズブルーのもの、ピンクのもの、青色のもの、黄色のものと
黄色より少し深めの色のものがある。
ミク
あの宝石気になる?
あなた

うん気になる

ミク
あの宝石は私たちだよ!
あなた

、、、?

あなた

そう言うこと?

ミク
ふふっあの宝石はね
ミクは宝石の説明をしてくれた。
簡潔に言うとあの宝石は、自分がひとつ何かわかるなど自分の心境の変化などで輝き具合が変わって、自分の心境の変化が目に見えるようになているらしい。なんて便利なんだ、、、。
  ん?よく見てみると、私の宝石である紺色と黒
が混ざった宝石だけが光っていない。
私に心境の変化わないということか。
ミク
大丈夫だよ!安心して!
そのために私たちがいるんだから!
一緒に探そう?
あなたのホントの気持ち。
疑問は全部私が答えるから!
どうやら自分お心境に変化がなく、焦っていることもバレているらしい。
あなた

ありがとう!

素直に嬉しかった。
ミクが助けになってくれることが、助けようとしてくれることが。
だから、
あなた

(ちょっと頼ってみよう)

ほんの少し宝石が光った気がした

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