【そらびびside】
昔からあまり太陽の光に当たり過ぎるとしんどくなる体質で、なかなか思いっきり外で遊ぶことができなかった
今日もずっと外で荷物を運んでいると限界が来た
そこからはずっと伊藤が付いててくれた
あー、これ歩いて帰れるかな、
お父さんはまだ仕事だよな、
まぜ太、
おんぶしてくれたりしないかな
あ、終わったのかな
みんながヘトヘトになりながら戻ってきた
こういう時だいたいぷりちゃんが1番最初にフォローしてくれるんだよな
そっかもう6時、
夏はホントに嫌だな、暑い時間帯が多い
そんな事を考えながらぼーっと夕日を眺めている時
俺が今1番望んでたことを言ったやつがいた
あの後伊藤に
と言われ、まぜ太達が荷物を持ってきてくれて
俺とまぜ太、あっとの3人で帰ることになった
あっとは俺の荷物を持ってくれてる
正直まぜ太と2人きりが良かったけど、荷物もってくれてるんだから感謝しないとな、
俺そんな軽いかな、
ちょっと、筋トレするか、?
おんぶしてもらってからずっとドキドキしてる
まぜ太に聞こえてないか心配なぐらい
だってしてくれてるの好きな人だよ?
告白するまであと一週間か、
今だけは、甘えていいかな
ギュ
優しいなぁ、やっぱこいつは
そのまままぜ太におんぶしてもらいながら、
俺はまぶたを閉じた
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共テやらなんやらで投稿できてませんでした💦
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。