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第17話

❄️16
454
2025/12/03 12:11 更新
どれくらいの時間が経ったのか分からない。
治療室の扉が開き、ドクターが疲れた顔で告げた。
ドクター
命は取り留めました
ドクターの言葉に、四人は同時に息を吐いた。

次の瞬間、鬼のような形相に変わったドクターに指をさされる。
ドクター
それより……あなたたちも早く治療を受けなさい!その怪我でよく立っていられますね!?
kyng
あなたのそばにいる
mrkm
ティアを放って行かれへん!
hsrb
目覚めたとき一番に俺の顔を見てもらいたいので
inm
俺も全然大丈夫です!
ドクター
あの子が目を覚ましたとき、みんなが血だらけだったら心配しちゃうでしょバカ!さっさと治療に行け!!!!!


皆渋々、治療室へと向かうのであった。










治療が終わり、包帯とガーゼだらけで四人が戻ってきた。

誰も基地には帰ろうとはしなかった。



四人はあなたのベッドのまわりに座り、いつの間にか眠ってしまっていた。






















あなた
(……ぅ……)

まぶたがゆっくり持ち上がる。

白い天井、機械の音、そして寝息。


あなたは首を少しだけ動かし、そっと見渡した。


ベッドのすぐ横で、ロウが椅子に座ったまま腕を組んで眠っている。

ベッドの端にはカゲツとショウとライが寝息を立てていた。
あなた
(……みんな……ここに……)

胸がじんわりと温かくなる。

あなたはか細い声でそっと呼んだ。
あなた
……ロウ……

その瞬間、ロウの目がぱっと開いた。
kyng
ん……ティア…?……起きたのか……!

ロウは勢いよく前のめりになり、震える手であなたの手を握り、額に寄せた。

その声に他の三人も次々目を覚ます。
mrkm
んぇ……?あなた……?あなた!?よかったぁぁぁ……!

カゲツが泣きそうな笑顔で身を乗り出す。
inm
ほんとによかった……!

ライは深く息を吐き、胸をなでおろす。
hsrb
あーあ、起きたとき一番に俺を見てほしかったのに

ショウは目をこすりながらゆっくり近づく。
hsrb
このままあなたが起きなかったら俺、小柳くんのこと絶対許せませんでしたよまったくー
kyng
……わりぃ
hsrb
冗談ですよ
kyng
……冗談に聞こえねぇ

あなたは四人を見つめ、かすかに微笑んだ。
あなた
……ありがとう……

その小さな声と笑顔に、四人の胸の緊張が一気に溶けていくと同時に、この子を今度は絶対に守ると決心した。






もう絶対に傷つけないように。








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