第25話

樋口一葉成り代わり(本編関係なし&続かない)
2,684
2024/01/27 23:13



ただただ書いてみたかっただけ



自己満


読まなくてもイイヨ!
私、樋口一葉には前世の記憶というものがある。


平々凡々な何処にでも居るような普通の女だった。

今思えば、家族にも環境にも恵まれていたと思う。
両親は彼氏は居ないのかとか何とか言って煩かったけど、優しくて温かい人達だった。

会社の同僚達や後輩とも仲良くやれていたと思う。

皆優しくていい人達だ



でも、私は何故か後輩に背後から刺されて死んだ



苦しむ隙もなく、一瞬にして呆気なく死んだのである




その後目が覚めたら、何故か子供の体で、知らない人達が家族を名乗り、記憶喪失として扱って来た


正直戸惑った


『貴方達のことは知りません』

『ここは何処ですか?』

『誰かと間違えてないですか?』


何度うったてえも家族と名乗る人達は悲しそうな目をして抱き締めて来るのだ

涙を流し、『いちよう』と、『ごめんなさい』としか言わない


そんな事されても、と私は思うのに、何故かそうされたら胸がギュッと締め付けられた様な気がして、わたしは泣いてしまうのだ


悲しくなんて無いのに、他人の筈なのに







何故だろう?






そんな悩みを抱えていた_______





















樋口一葉
_____時期が私もありましたねぇ、、
あ、改めましてコンニチハ?


樋口一葉です。


元OLの記憶を持つマフィアです


え?先程と雰囲気が違うって?あーーー、、、



うん、吹っ切れました!((



私こう見えても(?)深くは考えない、と言うか考えたくないタイプの人間でして、あぁ悩んでも仕方ないなってなりましてですねぇ、、


まぁ超簡単にまとめると、『まぁいっか!』ってことです



真逆に人生二回目に突入するとは思ってなかったんですけど、人生何があるか分かりませんねぇ、、




さて、気を取り直してお仕事しますか!













樋口一葉
芥川先輩!
任務遂行お疲れ様でした!
流石です、先輩!!!!
芥川龍之介
五月蝿い樋口
樋口一葉
すみません!!
えへへ〜今日も先輩は御美しくてカッコイイ、、


しかも声が小野○章だし、、前髪とか赤ちゃんで可愛いし、、



はぁ、、、先輩推し尊い、、



芥川龍之介って前じゃあ有名な文豪の名だったけ?


芥川賞とかあった気がする。


流石先輩!!!!あっちの世界でも超絶スーパー!!!(?)
芥川龍之介
、、はい、、、了解しました
ああ、御電話している姿も御美しい、、スキ、、

芥川龍之介
樋口、任務だ
樋口一葉
!  はい。
して、どのような任務なのでしょうか?
芥川龍之介
あぁ、70億の虎狩りだ














樋口一葉
なんっっっっっっ何ですかあの男っ!!!!
立原道造
おーおー落ち着け姐さん
芥川銀
[お茶、どうぞ]
樋口一葉
有難うございます、銀、、
お姉さんと呼んでください
芥川銀
樋口一葉
…冗談です
銀に貰ったお茶を一飲みし、机に項垂れる


広津柳浪
して、どうしたのかね
樋口一葉
うぅっ、、どうしたもこうしたも、、
あの男のせいですよっ
立原道造
あの男ぉ?
樋口一葉
そうです!!
太宰治とか云ういかにも走れメロスって
感じのいけ好かない包帯男の事ですよ!!
立原道造
誰だよメロス、、
広津柳浪
太宰くんか、、成程、
樋口一葉
あの男っ、、、あの男ォおおお!!!!!
樋口一葉
あくっ芥川先輩に尊敬と執着の眼差しを向けられて!?マフィアに入ったのだって、あの男のお陰ぇ!?!?!それは感謝しますありがとう御座います!でも!!!、、
樋口一葉
でも!!!!!!!!!!!!
樋口一葉
先輩の純情を弄ぶことだけは許さああぁぁあああああぁああ!!!!!!!!!!
立原道造
うるせぇよっ!!!
樋口一葉
ぃでっ!
樋口一葉
ひどいっ!叩く事無いじゃないですか!?
中原中也
何だァ?やけに騒がしいじゃねぇか
っ!
皆一斉に立ち上がり背筋を伸ばす



彼は五大幹部の1人、中原中也



そう言えばこの人も前の世界で詩人として有名だったような、、確か太宰治とも一緒に作品作ってたっけ?



広津柳浪
お疲れ様です。
騒がせてしまい申し訳ありま__
中原中也
あーそう言うのいいから座れ
驚かせちまって悪かっな
中原中也
んで?なんの話してたんだ?
立原道造
あぁ、実は_____
樋口一葉
聞いて下さいよ中也さん!!!!
中原中也
ぅおっ!?
樋口一葉
包帯グルグル巻きの変人クソメロス野郎がっ!!!
中原中也
いや誰だよ
樋口一葉
太宰治のことですよ!?!
分かるでしょう!?!?!
中原中也
分かるわけねぇだろ
つかどっから来たメロス
樋口一葉
太宰治と行ったら走れメロスでしょ!?!?小学生でも知ってますよ!!!
中原中也
んだよ走れメロスってぇのは!?!
小学生がクソ鯖の事なんか知る訳ねぇだろ頭可笑しいんじゃねぇのか?!?
病院いくか!?
樋口一葉
クソ鯖って何ですか!?
今はお刺身の話はしてません!!
中原中也
クソ太宰のことだよッ!!!
樋口一葉
分かる訳ないじゃないですか!!
なんですかその変なあだ名!
中原中也
手前のメロンなんちゃらはどうなンだよっっ!?!
樋口一葉
メロンじゃないですメロスです!!
走れメロスなんて日本人誰しもが
知っているものでしょう!?!!
中原中也
しらねぇーよ!!?!?!!
立原道造
ま、まぁまぁ落ち着いて
下さいよお二人さんっ!
ほら!銀もジーサンもなんか
言ってやれって!!
広津柳浪
お二人共、そこ迄に
余り声を荒らげるものではありません
マフィア幹部として、黒蜥蜴の上司として
威厳を保って頂きたい
芥川銀
[静かにして下さい。
お願いします。]
中原中也
……わぁったよ
樋口一葉
…はい、すみませんでした
中原中也
はぁ、、んで?
くそ太宰がどうしたって?
樋口一葉
……芥川先輩の純情を、あのダサいとか言う奴が蔑ろにしてるんです。あんなに先輩が慕ってやってくれてるのに、、あの男ぉっ、、!!!
樋口一葉
いいなぁ羨ましい!!!私も先輩に話し掛けられたいっ!微笑みを向けられたいぃぃぃぃいい!!!!!!!!
あぁ、、
樋口一葉
な、何ですかその目は!?!!

私、樋口一葉



人生2週目、まぁ色々大変なことはありますが、人生謳歌してます!



樋口一葉成り代わり主

色々悩み抱えてるけどまぁいっか!精神で乗り切っている
芥川先輩大好きマン。恋と言うより推しに近い。お仕事は推し事でもある。
正直家族の事は余り好きでは無いし他人だと思ってる。え?両親?あー、、居ましたねぇそんな人。今何してるんでしょう、興味ないけど。
太宰治許さんと思ってる。過去の経歴観て凄いとは思うがそれと同時に先輩にした愚行に歯を食いしばりながら血涙流した。
先輩っ、、何て健気なっ、!!おのれ太宰治ぅ!!!許さんぞおおおお!!!!!!!!!!
主
って感じのが読みたい、、
主
誰が書いてくれませんかねぇ?
主
人生二週目という事で、死にたがりの太宰に
「死んだ後、来世というものがあったらどうするんですか?また自殺ですか?来来世があるかもしれませんよ。何故死にたいんですか?」って訊いて欲しい
主
最後に、見たかったシーンだけ載せますね
喋っているのは太宰さんと樋口成り代わりです


「、、貴方は何故、死にたいのですか?」


「え?」


「中也さんから聞きました。貴方は死にたがりであると」

「あぁ、そういう事」

「それで、何故死にたいのですか?」


「うーん、、そうだねぇ、、」


「もう、生きるのに飽きてしまったからかな!」


にこり美しい笑みを浮かべて答える太宰

その笑みからは、1種の殺気が出ていた。これ以上踏み込むな、と

警告をしているのだ


「、、そうですか、」


そう相槌を打ち、一呼吸してから、目を合わせずに尋ねた


「なら、来世というものがあったらどうするんですか?二回目の人生も、自殺して終わらせるんですか?3回目があるかもしれませんよ」



ずっと気になっていたのだ。

私みたいに人生何が起きるか分からない

人生二回目があるのだから、きっと私の知らないどこには人生3回目である人もいるだろう


なら、この男は?


死にたがりのこの男は、生きるのに飽きたと言った。なら、二回目でも自殺をして生を終わらせるのだろうか?

三回目、四回目があっても?


それは、余りにも酷だ。


生を謳歌出来ない、飽きたと、そう、言っているこの男がもし、自分のような体験をしたら?


そう考えると憐れみすら感じる。


芥川先輩へのこととかは絶っっっっっ対に!!!!許さないけれど、流石にそれは可哀想だ



「、、君は、」


目を少し見開いた男が、圧のある笑みを消した

ストンと表情を落としたその顔は、まるで迷子の子供のようだった。


私の頬に手を当てて、撫でる


正直辞めて欲しい

やって貰えるなら先輩が良かった


ああ、今頃何を為さっているだろうか、


「、、君のような質問をしてきた人は、何人も居たよ。その時、私はこう答えた」

「“そんなもの、本当に信じているの?”」


「……」

その声にはなんの感情も含まない冷淡な声。

私はなんとも答えなかった


メロス野郎、否、太宰は続ける


「そんな非科学的なものを私は信じないし、仮にあったとしてもまた自殺するだけだ。来世なんてものは所詮、人が死に脅え創り出した偶像に過ぎない。けれど、_______」

















「君の言い方はまるで、“そうである事を疑っちゃいない”」

「ねぇ、君は今、“人生何周目”?」




主
この後芥川から電話がかかってきて
樋口成り代わりが嬉々として電話に出るけど、太宰さんにスマホとられて勝手に芥川と会話して「今私とだぁいじな話してるから後にしてくれる?このポンコツ(意訳)」って目の前で言われてつい鳩尾に拳入れようとしてよれられ、更には芥川から嫉妬とかされるってのがみたい!!!!!!!!!

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