日々快活に、過ごしていますよ
グチグチと怒鳴っていた国木田は、その太宰の顔を見て酷く驚いた。
何故って、そう言った太宰の顔は酷く幼く見えたからだ。
敦も同じだったのだろう。目を見開き太宰を凝視していた。
はく、と声にならない疑問が出る。
へぇ……あ、いいこと考えた!
ねぇ太宰、ちょっとこっち来て
? はい
太宰は乱歩の座っている座席の前に立つ。すると乱歩は楽しそうに笑顔で頭を出せと言った。それで何をするかわかったのか、太宰は目を見開いた後、態々乱歩の横に移動し頭を下げた。
!?
エッ!?
差し出された頭に、乱歩は手を置き、乱雑に撫で回す。
濡れてるから余り撫で心地良くないと思ったけど、意外にいいじゃないか
あはは、それは良かったです?
髪の毛で隠れて顔は見えないが、その声色はいつもどうり飄々としている。
乱歩さんは太宰の顔が見えているのか、満足そうに鼻を鳴らしたあと、声を大にして言った。
ねぇ、僕の弟にならない?
ェ、
ピシリ
探偵社員全員が固まった。
エ、ナンテイッタ?
ボクノオトウトニナラナイ?ハ???
全員が宇宙を背負い固まる中、更に混乱を招く事態が、あと三秒_______
3
2
1
駄目だよ?此奴は“私”の弟だからね!
へぇ、随分と面白そうな事になってるじゃあ無いか
私も混ぜて呉れ給えよ
うぅーん僅差!!!
って事で次は本編出しますね
いいねして作者を応援しましょう!
続きはまだありません
アプリなら
お気に入り作品の更新をPush通知で受け取ることができます!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
魔人の成り代わり、雄英へ
『僕はこれまで悪い事をしたことがありません』 『僕は今日まで泣いたことがありません』 『僕より優しい人はこの世の中には存在しません』 『僕の個性は"意識"と"空間"を操ります』 『さて、今僕は幾つ嘘をついたでしょうか?』
favorite 16,091grade 1,630update 2日前 - ミステリー
嫌われ者 、 余命宣告受けました 。
『 ごめんね 、 大好きだよ 。 』 ﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋ 📢 ⌇ トレンド入り ❥❥❥ 12/26 🥇 ⌇ ミステリ - 新作 ❥❥❥ ~ 1/2 🥇 ⌇ 新作全て最高 ❥❥❥ 1/2 🥇 ⌇ デイリ - 全て ❥❥❥ 1/3 ⌇ 🌟×1000 ❥❥❥ 12/30 🌟×2000 ❥❥❥ 1 /18 🌟×3000 ❥❥❥ 4 /29 ⌇ ❤️×10000 ❥❥❥ 1 /19 ❤️×20000 ❥❥❥ 6 /20 ⌇ 👀×100000 ❥❥❥ 1/ 3 👀×200000 ❥❥❥ 1/16 👀×300000 ❥❥❥ 2/ 3 👀×400000 ❥❥❥ 3/ 4 👀×500000 ❥❥❥ 4/11
favorite 20,583grade 2,938update 2024/06/20 - ノンジャンル
虐められたので記憶喪失のフリをします
夢主 「どうせ何言っても信じてくれないなら……」 「いっその事、全部消してしまおう」 事故後 夢主 「えっと……すいません誰ですか?」
favorite 45,668grade 3,751update 1日前 - ミステリー
【文スト】“最弱“は全て見ている
姫川「〇〇ちゃん…ちゃんと仕事した方が…ッ!」 『面倒くさいものは嫌いだ』 太宰「私は君が嫌いだね」 『そうかい、勝手に言っていれば良いではないか、態々此方まで伝えに来てくれて有難う』 太宰「弱いくせに、そんな偉そうで、更には姫川まで虐めるなんて…、早く出てけば?」 『その言葉を待っていたよ!では失礼した…、後…姫川くん、私は全てを知っているからね』 姫川「ひッ…」 国木田「チッ…、姫川、彼奴は気にしなくていい、ただの戯言だ」 姫川「ありがとうございますぅ…!国木田さん♡」 中島「あッちで、鏡花ちゃんとお菓子食べてよう?あんな人なんて気にせず…」 泉「行こう…、いちか」 姫川「うんっ♡」 『誰にでも媚を売ッて、邪魔者がいれば消す…か、知っていた通りだね』 江戸川「…君は本当に其れで良かったの?」 『なら、止めて呉れても良かったンじゃあないか?』 江戸川「…ッ」 『所詮そこまでの思いなのだよ、却説…邪魔者はそろそろ行くとするよ』 江戸川「…もう戻って来ないの?」 『…其れは君達次第だね』 『でもそうだね、私はずっと見ているよ』 最弱は虐められたので、最強として見ていることにしました 「“最弱“は全て見ている」start ※優しい武装探偵社はいませんのでご注意を… ※原作フル無視です(多分) ※表紙は作者の落書きです ※シリアス多めで後からコメディが多く入ります(予定)
favorite 13,970grade 2,101update 2日前 - コメディ
苛ついたんで行方不明になってきます 。
国木田) だいたいお前は…__ 太宰) ホント仕事が遅いね君 敦) もっとちゃんとしてくださいよ、、 鏡花) 煩い 、… なまえ)うるさくないし、?!私のこと大切にしてよ?! 探偵社) そういう所煩い( こいつ等泣かせてやらァ!!! と、言う訳で行方不明になってきます 。
favorite 28,395grade 3,731update 4日前
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見る![チャレンジ作家案内ページへ](https://storage.googleapis.com/prcmnovel-tokyo-prod-official/banner/challenge-stop.png)
チャレンジ小説
もっと見る- ファンタジー
ぼっち勇者 〜僕も仲間がほしい!!〜
『アルス』という街は、魔王の影響で安心して暮らせなかった。それは、魔王城が1番近いから。無力な者はみな街を出ていき崩壊寸前。そんな時、1人の勇者が立ち上がった。 「この街は、僕たちが守るッ!」 勇敢な男は、魔王討伐に向けて進み始めた。 ただ、彼には欠点があり__
- 青春・学園
余命3ヶ月しか生きられない私を、キミはまだ知らない
窓際の斜め後ろに座るキミ。 アナタはいつも、何を考えてるの? 笑顔が消えたあの日から アナタの目には今何が映っているのでしょう。 これは、余命3ヶ月の私と、何も知らないキミとの3ヶ月間の物語。
- 恋愛
とある四角関係の一辺で。
いつでも明るく人気な反面、自分に自信が持てない高校2年生の心優(みゆう)。そしてその隣に住み、モデルをしている同い年の瑠衣(るい)、小さい頃から頼りにされ、大学に通っている怜(れん)、瑠衣と同じくモデルをしている高2の綾乃(あやの)。偶然再会した幼馴染4人が繰り広げる波乱万丈の四角関係。心優のことをよく知る3人からの甘々すぎるアプローチを受け、超困惑している心優は無事に誰かと結ばれることができるのか…? ※イラスト等は全てフリーのものを使用させて頂いております。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!