第22話

買い物
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2021/04/01 00:07



   お菓子作りをしていいと許可が出たので
   早速材料を買いに行こうと思う。



   ただひとつ、問題がある。



   お気づきの方もいるだろう。



   それは、、、、、、



私 「なんでですか!?」



五 「だから、買い物は僕だけで行くからね。」



   悟さんが買い物に行かせてくれないことだ



私 「私も買い物に行きたいです。」



五 「駄目!
   あなたのことは、
   僕以外の人に見せたくない。」



   悟さんも全然譲ってくれない。



私 「お願い。 悟さん。
   悟さんと一緒に買い物に行きたいの。」



五 「う~~~~~~ん。」



私 「二人でお出掛けするの初めてですよね。
   悟さんとデートしたいです。」



   二人で買い物に行くってことは
   デートするってことだよね。



五 「も~~~う。
   すぐ可愛いこと言うんだから。」



   悟さんはワシャワシャと私の頭を撫でて



五 「他の男のこと見ないでよ。」



   了承してくれた。



私 「もちろんです!
   私の好きな人は悟さんなので。」



   私がそう言うと安心したような顔をした。



   そのあと、すぐに着替えて外に出た。



私 「悟さん! 可愛いですか?」



   悟さんが好きそうな可愛い服を着てみた。



   フリフリの可愛いスカートに
   白い肩出しのトップス。



   自分でもこの服が気に入っている。



私 「悟さん?」 



   さっきから黙っている。



私 「似合ってないですか?」



   急に不安になり、声が震える。



   すると、急に抱き締めてきて



五 「めっちゃ似合ってる。
   誰にも見せたくなくなっちやった。」



   耳元でそう呟かれ顔が真っ赤になるのが
   わかった。



私 「悟さん!? 外ですよ!?」



五 「やっぱり、家にいて?」



   せっかく外に出たのにそんなことを
   言い出すので



私 「嫌です。 ほら、行きましょ?」



   悟さんの手を握ってお店に向かう。

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