第3話

ジュースな彼
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2024/03/26 23:04 更新
「くろすぅ」
低体温が故に俺に寄り掛かるあなたさん。
『あなたさん、大丈夫ですか?』
なんて言うと、その冷えた手先で俺の手をきゅっと握る
『っ...』
駄目だ
自分はジュース
 
「寒い、ね......」
あなたさんは多分、アイスだろう。
そんなジュースの俺があなたさんと結ばれるなんて、絶対に駄目だ
『......』

あなたさんを、最愛の人を殺めてしまう。
結ばれたとしても、3分だけの恋人
「クロスくん、ジュースだよね。」
あなたさんはカンが鋭い
いや、アイスとジュースは惹かれ合う関係にあるのだから、この光景を見れば誰だって分かるか。
『...』
あなたさんがアイスじゃなければいいのに。
そうすれば、普通の恋人になれて、普通の日常を送れて
貴方を抱き締めてやれるのに。


そんな事を思っているが故に世知辛い顔を無意識にしていたからか、あなたさんは冗談で言った。
「私、クロスになら殺されたっていいのに。」



冗談だよな。
俺は、また、大切な人を失いたくないんだ。








 


俺がジュースじゃなかったら。

Haruka様
スポットライトありがとうございました(*^^*)

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