GW合宿が終わり、またいつものように練習をしていた
タオルやビブスの枚数を確認していると潔子さんに話しかけられた
潔子さんと共同作業!?
私前世でどんだけ徳積んだの!?
私がやってもいいけど...ほんとにそれでいいのかな?
ぽっと出の私より、みんなと長く過ごしてきた潔子さんの方が...
私今上手く笑えてるかな
潔子さんの顔ちょっと曇ってるし下手な笑顔になってるかも
ギャラリーへ繋がるはしごを上り、ちょうどみんなが真下にくるところまで歩く
バサッ
と音をたてて横断幕が広がる
数秒間の沈黙の後、2、3年生の目から涙が吹き出た
一緒に言う...誰でも思いつくようなことかもしれないけど1番簡単で、1番みんなに響くことなのかもしれない
私じゃダメ...
菅原さんの隣も、私じゃダメなのかな
いつも明るいけど意外と自己肯定感は低いあなたちゃんでした












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。