唯流舞 視点
あの後、蘭夢から話を聞いた
俺らが神湖都の親みたいに神湖都から離れるんじゃないか怖かったって………馬鹿か、離れるわけねぇだろ!!あのクズ共と一緒にすんな!!
いや、神湖都なりに俺らを気遣って悩んでたのかもしれない…
まぁ、幼い頃から親に見捨てられた心の傷はでかいんだろうな…親に認めて欲しくて寝る時間惜しんで術の練習をし、武器を極め、術焼ができても、ぶっ倒れそうになっても、それでも尚頑張り続けて、でも親は認めてくれず、神湖都に目も向けてくれない……もしかしたら神湖都にとって一生治んねぇ傷なのかもしんねぇ…
あれから神湖都の表情も明るくなった気がするし、結構前から悩んでたんだろうな
そしてあれから三日後、今日は神湖都の熱が治り久々に学校に行く日。警戒しとこう…
ガラガラガラ(教室の扉開け)
………
スタスタスタ(自席へ)
ガラガラガラ
先生「授業始めるぞ〜」
「授業と言っても注意事項の確認して下校だかな〜」
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こさめちゃんお誕生日おめでとうございます
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。