第4話

可笑しくなっていく
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2024/12/17 12:52 更新
私の推し、唯一私が慕い敬うお方………………まぁ、そんなに大げさじゃないけど…でも、好きではある。いつ、何処で見ても愛おしいと思うのが当たり前の彼。

友人「ねぇ〜あなた〜聞いて〜?」

ー友人が貴方に喋りかけてくるー

『ん〜?なに〜?』ニコッ

いつもその言葉から始まるよね、決まり文句だ……

ー友人は淡々と自分の話をしてくるー

よく話すなぁ……私が話し始めた時はうっすい反応しかしないくせに自分の話だけ聞いて欲しい人なのかな…
私は気遣って貴方の話しを広げて、大きなリアクションをしてあげてるのに……私が話し始めたら“ふ〜ん”とか“へ〜”ぐらいで、そこから話そうともしない……………だからなのか分からないけど、ちょっとこの子は苦手なんだよね………良い子だけど、苦手

ー教室に入ると、いつも喋りかけてくる友達と会ったー

友人「あっ!あなたおはよ〜」ニコニコ

『おはよ〜』ニコッ

この子も苦手……成績優秀で、可愛くて、でもちょっと抜けてて………なんか、乙女ゲームの主人公みたいな子……

まぁ、良いや、私が苦手なだけで皆、良い子だし……

ーそう思って貴方は荷物をおろし、自分の席の椅子に座ろうとすると



















視界が左下に回った。この感覚は初めてだった。体が言うことを聞かず、ただ、倒れるという事だけを理解したー

っ……?!隣の席の子に迷惑がかかる……早く体制を立て直さなくっちゃ……!

ーその思考に反するように体は重力に引っ張られていくー

せ、せめて身を捩って衝突を回避しなければ………!

ー貴方が身を捩ろうとした瞬間……………………鈍い音がした。……………………………聞いたことのない鈍い音。ゴンやバタッのような音では無く、聞いてはいけない音。人生では聞けない、鈍く、重い、重い音だったー
ー貴方の最後の景色は不愉快な友人が沢山いる、教室だった。次に目覚めると、見覚えのある、金色の花畑の上だった。

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