第12話

#10 亡霊番長5
59
2025/08/25 16:37 更新

ケースケside






天野ケースケ
天野ケースケ
あれは夢か?待てよ…
全部着ぐるみってことも考えられるぞ…
とにかく、幽霊とか妖怪とか…
そんなものがいるわけない!



そう自分に言い聞かせていると、

怪乃黒亜
怪乃黒亜
やほー
天野ケースケ
天野ケースケ
うわぁ!?誰!?
天野ケースケ
天野ケースケ
って、貴方はさっきの…
怪乃黒亜
怪乃黒亜
俺の名前は怪乃黒亜だよ、
よろしくね、ケースケ君
天野ケースケ
天野ケースケ
あ、は、はい…!黒亜さん…!



俺と黒亜さんが自己紹介(?)していると…

パキッと何かが折れるような音がした。

そこには…




青年「………」

天野ケースケ
天野ケースケ
あれ?あいつはさっき…
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…追いかけてみよう
天野ケースケ
天野ケースケ
は、はい!



オレは木に隠れながら、

黒亜さんと一緒にその男の後を追う。








NO side


城田「さて…お前達、
   上納金はきっちり持ってきたか?」

青年「はい、城田さん…!」

天野ケースケ
天野ケースケ
(上納金…?)


男たちはダンボールの中に財布を入れていた。

天野ケースケ
天野ケースケ
(あれは…そうか!読めたぞ!)
天野ケースケ
天野ケースケ
(こいつらはニュースで見た、ストリートギャングって連中だな…!)
天野ケースケ
天野ケースケ
街で組織的にカツアゲをして、
お金を集める悪い奴らだ…!(小声)
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…!だったら今すぐ通報を…(小声)



男「で?お前らは誰だよ」

怪乃黒亜
怪乃黒亜
ッッ!?
天野ケースケ
天野ケースケ
、!?
ガシッ!!



ケースケと黒亜は男たちに捕まってしまい、

広場の真ん中に投げ出された。

天野ケースケ
天野ケースケ
うわぁッッ!?
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…!ケースケ君ッ…!!


城田「俺達の秘密の集会、見られちまったか…」

城田「ってことは、タダじゃ帰せねぇよなぁ?
   東京湾にでも沈めちまうか…」

天野ケースケ
天野ケースケ
あ…あ………
怪乃黒亜
怪乃黒亜
ッッ…!!やめてください!!
この子には手を出さn


恐怖で後ずさりをするケースケと、

ケースケを必死に守ろうとする黒亜だが、

男たちに何度も何度も殴られてしまう。

怪乃黒亜
怪乃黒亜
うぐッッ…
(早く立て俺!ケースケ君を守るんだッッ!!)



城田「許してほしいか?
   だったら大きな声でこう言うんだ。
  『降参です。城田さんのことは誰にも
   喋らないので許してください』ってなぁ!」

天野ケースケ
天野ケースケ
ッッ………!
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…ケースケ、くn


ドガッ!!
怪乃黒亜
怪乃黒亜
うッッ…(バタッ)
天野ケースケ
天野ケースケ
!!



城田「さぁ言え、この弱虫毛虫が!」

天野ケースケ
天野ケースケ
…言うもんか…



城田「は?」

天野ケースケ
天野ケースケ
オレはなぁ…!
お前らみたいな悪い奴らに……
絶対に降参はしないんだ!



城田「んだとゴラァ…!」



城田はケースケの胸ぐらを掴む。

それでも、ケースケは果敢に叫んだ。

天野ケースケ
天野ケースケ
オレは絶対に…降参なんかしない!
オレは…


























天野ケースケ
天野ケースケ
オレは親友に誓ったんだ!!




瞬間、彗星のような何かが降ってきた。

それはなんと、亡霊番長だった。




城田「学ランの大男…!そうか、テメェが…!」


城田はケースケの胸ぐらを乱暴に放す。

亡霊番長
亡霊番長
……………!



亡霊番長は男達を投げ飛ばし、

それを見た他の男達は一目散に逃げていく。

怪乃黒亜
怪乃黒亜
ッッ…!?
(な、なんで亡霊番長が…??)
天野ケースケ
天野ケースケ
ッ…亡霊番長……?



腕をぐるぐると回す亡霊番長の手首には、

その容姿に見合わぬミサンガが着けられていた。

亡霊番長
亡霊番長
『…負けんな、ケーちゃん』
天野ケースケ
天野ケースケ
…そうか…分かったぞ……



城田「あぁ……?」

天野ケースケ
天野ケースケ
お前達ストリートギャングは、
目立っていじめてるように
見えなくても……いじめっ子と
同じくらい腐った連中なんだ!
天野ケースケ
天野ケースケ
亡霊番長は、街に潜む
ストリートギャングを
成敗していたんだ!
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…!(なるほど…)
???
…………



そこに、草むらに潜んでいた人物が吹き矢を吹く。

その矢は城田の首に刺さり、

城田の中に入っていった。




城田「ヒッヒヒヒ…!」

天野ケースケ
天野ケースケ
…?
怪乃黒亜
怪乃黒亜
(な、なんだ、?城田って奴から邪悪な気配が…)



城田「てかさぁ、あのでかいフランケン
   みたいなの… お前の仲間なわけ?」

城田「まぁいいや…まとめて面倒見てやるよ…!」




城田の身体からは黒いオーラが現れ、

肌の色も人間とは思えない色に変化していた。

天野ケースケ
天野ケースケ
!?
怪乃黒亜
怪乃黒亜
…!??

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