そう返し、私はベットに戻った。
ゴロン
ふー、と一息つくとズキッと頭が痛くなった。
あー、頭が痛い。
私は頭に手を当てながら、目をつぶり眠りについた。
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グスッ グスッ
一人の女の子が泣いている。
どうしたの?
どこか痛いの?
女の子は何も言わず、ただ泣いている。
……お...が...い、……たす...げ.....て
どこからか、声がする。
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『 おねがい、あの子を助けてあげて 』
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女の子は、何も言わずただ泣いている。 ただ、しゃがんだままずっと。
おんなのこはないている、ずっとそこでないている。
『 ____________。 』
最後に言った言葉を聞こえた者は誰ひとりとしていない。
その言葉はいつしか闇に呑まれていった。
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『______!!___。』
『________!!!!!!!』
『___!!!____。』
『___。』
スッ (起きる)
ん、なんだろう。うるさいなぁ
カーテンの外から複数人の話し声が聞こえる。
誰かいるの?
確かめるために、カーテンの端から少し覗いてみる。
チラッ
そこには楽しそうにゲーム(マリカ)をしているこの学園のイケメンたちがいた。
(しかも、全員今日会った人達)
いや、最悪なのはこっち!!てか健屋先生は!?
何でこう度々、学園で有名なイケメンに出会うわけ!?
乙女ゲームか!!!!
と、一人悶々と頭の中で叫んでいると
𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!