リクエストはLALさんから!
ありがとうございます!!
※まど千です!
付き合っていません!
R要素入ります!
本人様にはまっったく関係ないです!
地雷の方は回れ右!!
千トside
ナイトアウルから離れた所。
僕は1人でビクビクしながら歩いていた。
向かう先は、スワロウテイルの事務所。
それは数時間前のことである。
事務所にミスが来て、
事件の詳細を話し出したのだ。
そしてその内容は
猫カフェで猫と戯れてる人に知らずのうちに
薬物を飲ませているかもしれない
ということの調査。
こうして途中までは着いてきてくれた2人。
そこからは
僕1人でスワロウテイルの事務所へ来た。
僕は勇気を振り絞ってインターフォンを押した。
『ピンポーン』
慌てる僕に構わずガチャ、とドアが開いた。
出たのは記録者の踏分さん。
スワロウテイルの中では1番親しみやすい人で
話が通ってることというのにもホッとした。
僕はスワロウテイルの事務所へお邪魔した。
やっぱり踏分さんは優しい人だ。
そう思って僕はホッとした。
そう言って踏分さんは奥の方へ行った。
ホットケーキを食べ終え
踏分さんとゆっくりしていると
『プルルルル』
事務所に着信音が鳴り響いた。
それは踏分さんの携帯で、
踏分さんは断りを入れてから電話に出た。
踏分さんの言葉に嫌な予感が走る。
ピッ、と電話を切った踏分さんは
申し訳なさそうにこちらを向いた。
やっぱり嫌な予感というものは当たる。
置いていかないでほしい。
1人きり…正確には恵美さんがいるが、
大して変わらない。
それに僕が騒いで恵美さんが起きたらそれこそ
踏分さんは困ってしまう。
そう言って踏分さんは軽く準備をして急いで
事務所を出て行った。
静まりかえる事務所内。
来てからまだ1時間程しか経っていないのに
1人になってしまっているのが凄く不安だ。
きっと、前みたいに怒られる。
というかめちゃくちゃ睨まれそう。
この間僕のせいですごい怒ってたし、
二度と来ないで欲しいとも言っていた。
僕は携帯を取り出した。
事情を話せば
ネストも右手くん達も分かってくれる。
そう思って電話をかけようとした時だった。
後ろから声をかけられた。
振り向くと恵美さんが立っている。
そして僕が携帯を持ち直し電話をかけようとした。
しかし
恵美さんがそんな事を言った。
恵美さんは僕の頭の方を指差した。
僕がそっと頭の方を触ると
『もふっ』
頭の上に2つのもふもふな柔らかい感触。
言葉を発して驚く。
なぜか「にゃ」が混じっていた。
なぜか僕は、猫になっていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。