第188話

【猫化】まど千『リク』
484
2024/06/24 16:38
主
どうも!主のりおです!
翠
翠だよ
主
翠さんお久しぶりです!
翠
久しぶりだね。
最近は大地と縦人が
お世話になったね
主
いや、縦人さんはそんな…
大地さんには頑張って
もらったけども
翠
そっか。それで、今回は?
主
あ、今回はリクエストの
まどか×千ト!
翠
相性の悪い2人か…
どうなるんだろうね
主
どうなりますかね〜。
頑張って書きます!
リクエストはLALさんから!
ありがとうございます!!
主
それでは注意事項!
※まど千です!
付き合っていません!
R要素入ります!
本人様にはまっったく関係ないです!
地雷の方は回れ右!!
主
よろしいですか?
翠
では、進んでくれ
千トside
千ト
千ト
うぅ…怖いよぉ……
ナイトアウルから離れた所。
僕は1人でビクビクしながら歩いていた。
向かう先は、スワロウテイルの事務所。
千ト
千ト
ほんとに…なんで僕だけ…
それは数時間前のことである。
ミス
ミス
んにゃあ
千ト
千ト
げっ!ねこねこ猫!!!
ミス
ミス
事件依頼です
事務所にミスが来て、
事件の詳細を話し出したのだ。
そしてその内容は
右手
右手
猫カフェで
薬物の可能性…ですか
猫カフェで猫と戯れてる人に知らずのうちに
薬物を飲ませているかもしれない
ということの調査。
千ト
千ト
待って待って、
僕猫アレルギーだよ!!?
左手
左手
だよな、千ト
猫アレルギーだよな〜
右手
右手
しかし…
この事件のポイントは
意外と大きいですね
左手
左手
あ、マジで?
なら受けてぇな
千ト
千ト
ゆ、左手くんまで!!
じゃあ僕どうすれば!
ミス
ミス
にゃ…皇千トは、
スワロウテイルの事務所に
待機命令
千ト
千ト
え!?なんで!!?
はっ…まさかスワロウテイルの
事務所からそこちかいの!!?
ミス
ミス
肯定。記録者の依頼後まで
待機命令
左手
左手
え、てかさ、
探偵が居なくていいの?
ミス
ミス
肯定。依頼人から
誰か2人との指名あり。
尚、ポイントは付与されます
右手
右手
なるほど…良い機会です。
千ト、スワロウテイルの
事務所に行きましょう
千ト
千ト
えぇ!!?本気で!?
左手
左手
良いじゃん面白そ〜
頑張れよw
千ト
千ト
うぇえ…
なんでぇ…(´;ω;`)
こうして途中までは着いてきてくれた2人。
そこからは
僕1人でスワロウテイルの事務所へ来た。
千ト
千ト
怖いよぉ…でも…
外の方が怖い…
僕は勇気を振り絞ってインターフォンを押した。
『ピンポーン』
千ト
千ト
ひぃっ!
押しちゃった!
誠一
誠一
はーい
慌てる僕に構わずガチャ、とドアが開いた。
誠一
誠一
お、来たな!
話は聞いとるで、上がっとき!
出たのは記録者の踏分さん。
スワロウテイルの中では1番親しみやすい人で
話が通ってることというのにもホッとした。
千ト
千ト
あ、ありがとうございます…
お邪魔します
僕はスワロウテイルの事務所へお邪魔した。
誠一
誠一
今健三は出かけとって
恵美は寝とんねん
千ト
千ト
そ、そうなんですね
誠一
誠一
一応アンタが来る事は
言っとるんやけど、
恵美のやつは前に結構
不機嫌やったからなぁ…。
今回ばかりは寝てくれて
助かるわ
千ト
千ト
すみません前は…
誠一
誠一
ええってええって!
勝手に不機嫌になったのは
恵美の方や!
自分が謝る事はあらへん!
千ト
千ト
ありがとうございます…
やっぱり踏分さんは優しい人だ。
そう思って僕はホッとした。
誠一
誠一
せや、アンタが来るって知って
ホットケーキ焼いといたで!
千ト
千ト
わ、ホットケーキ!
ありがとうございます!
誠一
誠一
紅茶も淹れるから、
座って待っとき
千ト
千ト
何から何まで本当に
ありがとうございます!
誠一
誠一
かまへんで〜
そう言って踏分さんは奥の方へ行った。
千ト
千ト
美味しかったです!
ありがとうございます!
誠一
誠一
そらよかったわあ
ホットケーキを食べ終え
踏分さんとゆっくりしていると
『プルルルル』
事務所に着信音が鳴り響いた。
誠一
誠一
ん、ちょっとごめんな。
はい、もしもし?
それは踏分さんの携帯で、
踏分さんは断りを入れてから電話に出た。
誠一
誠一
おぉ、どないしたん?
……え、そうなん!?
分かったすぐ行くわ
踏分さんの言葉に嫌な予感が走る。
ピッ、と電話を切った踏分さんは
申し訳なさそうにこちらを向いた。
誠一
誠一
すまん!
ちょっとオレ出かけな
あかんくなったわ…
千ト
千ト
えぇ!!?
やっぱり嫌な予感というものは当たる。
置いていかないでほしい。
1人きり…正確には恵美さんがいるが、
大して変わらない。
千ト
千ト
(でも急用みたいだし…
右手くん達とは違う……)
それに僕が騒いで恵美さんが起きたらそれこそ
踏分さんは困ってしまう。
千ト
千ト
……分かりました。
気をつけてくださいね
誠一
誠一
助かるわぁ!
ほんますまんな、留守番に
なっちゃうが頼んだで!
そう言って踏分さんは軽く準備をして急いで
事務所を出て行った。
千ト
千ト
………
静まりかえる事務所内。
来てからまだ1時間程しか経っていないのに
1人になってしまっているのが凄く不安だ。
千ト
千ト
(それに恵美さんが
起きたら僕はきっと…)
きっと、前みたいに怒られる。
というかめちゃくちゃ睨まれそう。
この間僕のせいですごい怒ってたし、
二度と来ないで欲しいとも言っていた。
千ト
千ト
(僕の事嫌ってるなら
いない方がいいんだよな…)
千ト
千ト
…そう、居ない方がいい…
僕は携帯を取り出した。
千ト
千ト
やっぱり右手くん達に
連絡して事務所に戻ろう…
事情を話せば
ネストも右手くん達も分かってくれる。
そう思って電話をかけようとした時だった。
まどか
まどか
待機命令を無視するの?
千ト
千ト
ひぇ!!?
後ろから声をかけられた。
振り向くと恵美さんが立っている。
千ト
千ト
あ、お、おはよう、
ございます……。
その、踏分さんもいないし
恵美さんも寝てたので
もう帰ろうかと…。
ネストも事情を話せば
分かってくれますし……
千ト
千ト
(それに恵美さんには
嫌われてるから………)
千ト
千ト
す、すぐ!今すぐに帰ります!
なので怒らないでください!!
そして僕が携帯を持ち直し電話をかけようとした。
しかし
まどか
まどか
その状態で外歩くつもり?
恵美さんがそんな事を言った。
千ト
千ト
?どういう…
まどか
まどか
それだよ、それ
恵美さんは僕の頭の方を指差した。
千ト
千ト
僕がそっと頭の方を触ると
『もふっ』
千ト
千ト
………え…??
頭の上に2つのもふもふな柔らかい感触。
千ト
千ト
にゃ、にゃんですかこれ!!?
言葉を発して驚く。
なぜか「にゃ」が混じっていた。
千ト
千ト
にゃにゃにゃ、にゃにが…
まどか
まどか
うるさいなぁ
少しは落ち着きなよ
千ト
千ト
ひいっ!!
すみませんすみません!!
なぜか僕は、猫になっていた。

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