辛三side
今日は付き合って3年目になる彼女にプロポーズをしようと思ってる
そう彼女が言う
と、返事をした
緊張で心臓が破裂しそうなくらい痛い
首を少し傾げて聞いてくれる
そう思いつつ、意を決して言葉を紡ぐ
!?
予想の斜めいく展開に
と、今まで出したことのないような素っ頓狂な声をあげてしまった
そう聞くと
この笑顔だ、この笑顔に俺は今までずっと救われてきたんだ
やっぱり、結婚するならあなたとがいい、あなた以外じゃ嫌だ
ダメだ、緊張して喉に何かが詰まっているような感覚がする
はぁ…なんでスマートに決められないんだろうか
ほら、あなたもこんなプロポーズでがっかりしてるに…
その声にびっくりして、咄嗟に
構わないから、そう言おうとしたが、あなたの言葉で遮られた
職業や外見で人を判断しないところがあなたらしい
そんなところにも惹かれたんだ
もちろんだ、あなたのことは、命に変えても守ってみせる
あなたはそう言うと、俺に手を差し出してきた
俺は迷わずその手を握って
そう言った
ようやくこれで俺のあなたになったんだ
絶対、離さない











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。