我ながら、さっきのはうまくできたと思う。信頼度と、親しみやすさ。どっちも獲得できたもの。
あははっ……!私、私ってさ!?すごい……!あんな、、あんな瀟酒なメイドをっ、、!すごくn…
ごつん、と人にぶつかり床に崩れ落ちる私。あれ、誰に……てかっ!
私っ!!ポンコツがぁ!!
できるだけすんなりと立ち上がったように見せて、痛みに耐えた。
咲夜はさすがお嬢様!と言った様子でにこにこ笑っている。
「すごいですね」
そのような言葉が出てくると期待した私はバカ中のバカだと思う。
、、でもこれは、これはっっ。
親しみやすさが上がるちゃんす!!
、、っあ待って。
今までの威厳とか、その…………やばぁっ!?
にっこりとしたその表情を見せつけられ、私はただ黙りこくることしかできなかった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!