目が覚めるとふかふかなベッドの上
黒を基調とした部屋には色々な物が置いてあった
でも決して散らかっているわけではなく、綺麗に整頓されていた
体を起こして全体を見ていると音を立てて開くドア
もしかして、ここ…ジョングクの部屋?
そう言ってどこかに行ってしまった
しばらくするとジン君を連れて戻ってきたジョングク
正直言ってペコペコ
優しく微笑みながらそう言うジン君
そう言って部屋を出て行ってしまった
準備って言っても、する事はないんだけどね…
ジョングクはずっと部屋の壁に寄りかかったままだし
私はベッドから出て、前に歩こうとした瞬間
足に力が入らなくてそのまま前に倒れそうになった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!