なんだかんだで会議が終わった。
今回の件について、魔力質を調査するのは限界メンバー。侵入者やスパイが居なかったか調査するのがみどりくん。その他は、仕事を得た人の書類を担当する。
まず、私は魔力を感じ取れないから魔力質とかの調査は不可能だ。もし私がその仕事を担当する事になった場合、他の人に何か言われるのはまず間違いないだろう。
だからと言って、ずっとパソコンと睨めっこしながら防犯カメラの映像を見るのは気が引ける。
「「「なんだかんだ、1番ラクな役なのでは」」」
そう考えると、少し嬉しい。
私はぐっとポーズをキメてから、残りの書類に手をつけた。
その後の数日間、私は書類地獄だった。
毎日いつもの4倍くらいの量をやらされたので、ろくに刀も手入れできていない。
なんなら睡眠も食事も取っていない。
てか、あの書類を見たら食欲なんて湧かなかった。
果たして、それは本当に要領が良いと言えるのだろうか??












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!